★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
11/12 格差
 日本の男女格差は世界98位らしい。政治家の占める割合やら賃金格差やらで決めていくらしいが、中国の方がずっと上だという。
 本当にそうなのだろうか?もちろんそういう部分も根強くあるだろうが、実際には相当、改善されてきているように感じてならない。昨年よりも低下しているのだとか。
 今時、女性が本気で政治家になりたいと考えたら、なれないはずがない。
 しかし、問題にしなければならないのは、世間と家庭という枠組みである。日本には二つの社会があり、ひとつは一般に言われる社会。もうひとつは狭い枠に囚われた世間という社会というか世間である。一般社会では女性の地位は上がっているが、それが世間という狭い社会の中に入ってしまうと女性の地位はグッと低くなる。そして低くなったまま、甘んじる。その方が楽だからでもある。
 既婚女性が働くことを男は多くが嫌う。こういう世間だ。社会的には、絶対に女性差別はいけないと言っている人でも、一旦、世間に入ると女性は家付きになる。そしてそれを甘んじて受け入れる。
 なんとも意識の不均衡、使い分けが行なわれ、実際には男女問わず、旧態依然とした意識を持っている人が本当に多い。パパ・タラフマラでも同じだ。女性が出産するのは、決して止められることではないが、出産後はまず子供がいるからという理由でミーティングにも出てこなくなる。出るためには、夫婦間の互いの意識の向上が必要になるのだろう。
 難しいのは、舞台芸術でも同じで、今のままだとオレたちの置かれているポジションが変わることはないだろうと思わせることである。日本は実は異常な程、保守的なところで、その保守性を破っていくのは外圧しかないのであるから、寂しい限りなのだ。今現在、二世、三世議員が蔓延っているのをみてもその弊害には気付きながら、決して変えようとはしない私たちの保守意識、ブランド意識がしっかりと染みついているからに他ならない。それを自分たちでは変えられないというなんとまあ、情けない事態か。

 麻生首相はひとりひとりに花咲じいさんよろしく、金をばらまくと言う。公明党の提案らしいが、こんなことはお粗末の極み。とっとと辞めりゃ良いモノを、人気取りの首相はまさかまさかやってしまうらしい。そんなひとりあたり1万円強をもらったって、たいしたことはできないってよ。それよりも、その金を元にもっと構造を変えるような仕組み作りの一部とした方がましだ。あるいは3ヶ月間、消費税を下げるとかさ。どうも悲しいほど情けない頭目を抱いている日本丸は、本当に沈み行くしかないのか、ジッと遠くを見てしまう。
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by kikh | 2008-11-12 22:58 | 日々の記録
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