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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
12/24 帰国
 フィリピンにいると、ここはキリスト教の国であることを実感する。
 ところがキリスト教が入る前はイスラムの国であった。それもたかだかここ数百年の事に過ぎない。
 教会に足を運んでしまうのは、人間は出来損ないの存在であることを実感するからでもある。キリスト教という宗教が果たしてきた殺戮に思いを馳せ、支配の道具とし、武力以上に心を変えるためにキリスト教が果たしてきた役割は大きい。
 セブにはセントニーニョ教会というのがあって、これは子供キリストを崇拝する教会で、小さな子供人形をありがたがって、みんな熱心に祈るのである。フーム。なんだろうねえ、これは。

 宗教や芸術を論じると、文化論になる。そしてそれは当然、欠落した人間の話になる。

 今朝、セブは少し雨が降っていた。
 11時15分発のセブ⇒マニラの飛行機でマニラの空港着が12時50分。それから延々と荷物が出てこない。次にはシャトルバスが来ない、しょうがないのでタクシーに乗ると、メータータクシーと書いてあるにもかかわらず、平気で吹っ掛ける。最初は500だという。はらわねえぞ!と言ってやったら、300に下がり、次に200に下がって、最終的には100ペソで良いという。本当は90ペソだが今日はクリスマスだから、とわけのわからんことを言っている。10ペソのプレゼントをくれ、ということだろうが、そんなのばかりだ。ホテルでの支払いでもクリスマスだと言って3ペソ取られるし、なにかにつけてクリスマスにかこつけ、金を取ろうとする。
 しかし、フィリピン人はまだかわいいものだと思う。インド人に比べれば比較にならないほどカワイイ。ただ共通しているのは、信用しちゃダメということである。あいつらの言うことはどこまでが本当か、分かったモノじゃない。もう目先しかない。

 帰国は22時ちょい前。疲れる。
by kikh | 2008-12-25 01:05 |
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