★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
hawaii
 今日、帰国。ハワイとの時差は19時間だから、まる2日過ごしたようなものだ。
 朝、4時50分にホテルを出て、約40分のドライブ。空港でレンタカーを返し、ハワイ島コナ空港からオアフ島のホノルル空港へ、そこでトランジットし、成田。ホノルルの空港は日本人に占拠されているような状態で、もちろん店の売り子も飛行機のアメリカ人乗員も日本語を喋っていた。帰国後すぐに、中野でミーティング。
 
 さて、ハワイ島。
 やっぱりハワイ島は想像通りで面白かった。今日、ミーティングをしていると、写真家の森山大道がヒロで日系人を撮った写真集があるんですよ、と山田みが言っていた。そうなんだな、そんな気を強く起こさせる街なんだな、としみじみ思う。まったく比較にならないくらいカイルアコナなんかより、ヒロの方が浮き浮きする。日系人にテーマを絞った写真も、たしかになまなましい感触があって面白いだろう。うん、なまなましさだ、と思う。匂ってくるようななまなましさだと感じだ。今の確かに都会の日本人からは消えてしまったなまなましさである。
 生きることすら、次第に当たり前のことになり、すると生きるというテーマ以上に、いかに楽をするか、いかに権益を守るか、いかに発展という殻を被った安静を求めるか、人はそんな風に変わっていってしまう。まさしく、今の日本はそうである。どこを見ても日本の影薄く・・とか、そんなことばかり書かれている。なぜ影が薄いか?明白だ。内側しか向いていないからである。競争は内側にあって、外にないからである。内側の競争も良いが、外を歩いてみようよ、と言いたくなる。外を見れば変わるものはたくさんあるはずなのだ。日本人は世間で生きている。だから、結局は日本的世間で生きられさえすれば良く、それを外に広げようとしたときに、何をスタンダードにすればいいか分からなくなっていく。そして不安ばかりが広がる。30代で老後の備えを言い出すような世の中で面白いはずがないだろう。商売のために、一所懸命、危機を煽る。
 おかしな世界だ。
 しかし、そもそも人間がオカシナ存在で、根本的にはヒトは欠陥動物である。欠落箇所が多すぎる。それでいて大脳だけがでかくなったというイビツ。日本にいるとそのイビツさが明確に見えてくるから嫌になる。まあ、どこへ行っても同じ部分があるのだろうが。ため息だ。
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by kikh | 2009-03-22 22:34 | 日々の記録
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