★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
6/5 恐怖のチクノヤ
 猛威を奮っているチクノヤ。
 舞監までがチクノヤでダウンすると、キュー出しする人がいなくなり、タイムマネジメントが混沌とし出す。結局、ボクが仕切るようなありさまになってしまった。照明開始時刻は遅れに遅れ、2時間押し。すると、当然、時間配分が狂う。その上、細かなことを要求するものだから(とは言ってもかなり大雑把なことしかできそうもないので、細かくは言っていないが)時間はさらにおしていく。
 加えて、夜になるとチクノヤはますます人を蝕み、テオがチクノヤになり、ジョハンはむくんでまるっきり動けなくなり、タマオもほとんど動けないような状態なってしまった。深夜、三人とも病院行き。
 こうなってくると、さて、どうするんだ、タイムマネジメント!チリンは、テクニカルディレクターであるとともに照明家でもあるのだが、もう照明のことで手一杯で他のことに頭が回らず、おまけに寝ていないものだから、目がうつろ、結局、6日のスケジュールはボクが立てて、全員に伝える始末になってしまった。
 夜、10時になって、やっと音響のセッティング開始。音楽家二人のポジションを変え、いったい何時に終了となったか?おまけに照明の直しが多々あるから、たぶんまた、朝までかけて照明チェックを行なうのだろう。

 そしてマネージャーのファファが、自身が病気になっていたのと子どもの病気でジョグジャ入りできなかったのだが、自身の病気は良くなったけれど、子どもの身体の具合は相変わらず悪いらしい。ゆえに、ジョグジャ入りできないどころかジャカルタ入りも怪しくなっているような状態で、アシスタントのサカールはその重責に潰されそうになっている。
 ファファがどうすれば良いか、と当人から山田にメールがあったようで、その返事をして欲しいとのメッセージが入る。どうすればいい?って、ダメならダメでドラスティックに動くしかないでしょう、というのがボクの意見であり、それしかないはずなのだけれど、みんな、どこかしら叙情的である。叙情世界に生きている。一刀両断を嫌うようではあるが、嫌ったところで方法がなければ、時間の無駄でしかない。

 ともかく、明日はテクニカルの通しとドレリハを行なう予定が、とても無理だから、というので、テクリハ通しのみとする。しかし、問題はもう既にジャーナリストやフォトコールがあるらしく、多くに声がかかっているようで、仕方ないので、テクニカル通しもある程度はきちんとやるしかなくなってしまった。

 本当に「ガリババの不思議な世界」は「ガリババのチクノヤ世界」「ガリババのカオスな世界」となりつつある。これが一気に本番では霧が晴れていくのだから、また、面白い、と言っておこう。
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by kikh | 2009-06-06 11:08 | 日々の記録
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