★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
6/17 台本
 今日は朝5時半~台本に取りかかり、午後2時過ぎには上がった。まるまる3日半で書き上げたことになる。まるっきり推敲していないので、書きなおさねばならないのだが。

 キャッホーと言いつつ、とってもうまいバリ飯を食い、バイクを走らせて、田んぼのあぜ道のようなところをすり抜けていったのが悪かった。ライスフィールドの美しさに見とれつつだったので、おっと危ない、畦に落っこちそうになる危険が何度かあったが、それはテクニックでカバーし、問題はそこで前輪がパンクしたことだった。しょうがない。できる限り、体重を後ろにかけて、前輪負担を最小限にし、ギアーを落として、少し吹かし気味で、前輪を持ち上げ気味に移動していったが、なかなかバイク屋が見つからない。だが、バリ人はみんな親切なもので、どこにあるかを身振り手振りで言ってくれる。が、なにを言っているかさっぱり分からない。そんなこんなで、やっとのことでたどり着く。と、どうも通じず、バイク屋のオッサンは、空気を入れただけで、大丈夫と言う。ええ??まさか??と思ったので、何度も確認しようとしたが、タイヤを押してみて大丈夫というジェスチャーを返すのみであった。そこで、プロがそう言うならと、走らせる。ある程度来たところで確認すると、やっぱり空気が減っているじゃないか。そこでどうするか?先に行くか、元に戻るか?結局、戻った。すると誰もいない。近所を訪ねると、そこの兄ちゃんが一所懸命、バイク屋のオッサン探しに走り回ってくれる。と、そのうち、そこの息子が帰ってきて、同じように空気を入れ出す。いやいや、パンク、パンクと言ってもパンク自体ない言葉のようで、まるっきり通じない。やっとのことでオッサンが戻ってきたので一気に解決。それで2時間半が経過した。

 その後、ウブドのカフェに戻り、台本を調布と事務所に送る。

 そして、夜は観光客向けのケチャックダンスを見る。
 観光客向けだから、どこまでも軽いものだったが、それでもやっぱり面白かった。日本人が非常に多かった。こういうところにいると日本人の顔、もう少し派手にならんもんかね、と思う。思考性と一致しているのだろうが、実に地味だ。

 それでそれで、今日が最後のインドネシアの夜だから、というので、「ガリババの不思議な世界」といちおうの「スウォードフィッシュトロンボーン」上がりを祝って、ひとり、ご馳走を食いに行くことにした。メッチャクチャ高いところだが、まあ、いいや、と。ソロで生活していたときの生活費の10日分くらいが1回の飯で飛ぶ。要予約、ドレスコード付きレストラン。これはケローラのリンダのお薦めだった。
 勇んで、レストランに行ってみると、最初に通されたのは、アメリカのスノッブなバーみたいな感じで、相当ガッカリしたが、20分もすると、お席の用意ができました、と席替えを要求してくる。階段を降りると、実に素敵なレストランになっている。
 全6品。最高に美味かった。こんなに美味い物を食ったのはいつ以来か?なにからなにまでが考え尽くされ、選び抜かれている。しかし、まず普通のインドネシア人は絶対に来れないだろう。フレンチベースにインドネシアテイスト。シェフはどこの人?と聞くと、イギリス人だという。イギリスというと味音痴のイメージがあるが、イギリスも行くところ行けば、メッチャックッチャ美味いというから、イギリスを単一イメージで語ってはいけない。オレはオンボロバイクで行ったのだけど、そういう風体がそもそも憚られるようなところで、ひとりで飯を食っていたのは僕一人きり。でも、これを日本で食ったらいくらになるのか?味と語り合い続けた時間だった。
 帰り道はバイクの上でジャンピングしながら戻った。あまりに美味くて、浮き浮きしちゃったのである。食い物とは、結局はうんこになっちまうわけだから、一緒なんだが、この記憶は絶対に消えないだろう。やっぱりたまには美味いものを食わないといかん、と思うのであった。

 風邪はすっかり良くなった。
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by kikh | 2009-06-18 11:44 | 日々の記録
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