★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
9/13 久しぶりに
 そう言えば8日間も書いていない。時間を追いかけるようになれれば良いが、時間に追われ続けている。やらねばならないことが次から次へと出てきて、どうにもこうにもやり繰りがつかない。今や引っ張りだこの茂木健一郎さんなんてどうやっているんだろうと感心してしまう。
 帰国翌日から即刻、「NOBODY」の稽古に入っている。「NOBODY」をやりつつ、「パンク」の打ち合わせを行ない、来年度以降の話をし、文章を書き、そう言えば桐朋学園での集中講義、というか、集中ワークショップもあった、とやっていると時間が本当になくなっていく。昨日、今日で、サイでもワークショップを実施したのだが、その参加者に、ところで最近、いつ舞台みましたか?と聞かれ、ハタと返答に窮してしまったのだった。いったいいつ見たのだろう。なかなか出てこない。人の舞台を見れなくなって久しい。見ないで、どうやってインスピレーションを得るのか?今までの蓄積で作品を作っているのか?と言われたが、あまりこういうことで苦労したことはないので、さて、どうやっているのだろうとこれまた返答に困った。
 その参加者の一人はクラウン芸で世界を回っているとのことだった。面白かったのは、彼女がその道に入ったのは、フェリーニの道を見てから、とのこと。僕も、フェリーニが自分の人生の大元にあったことを思うと、ひとつの作品の強さ、凄さを改めて実感することとなった。僕もフェリーニの「道化師」が大好きだった。今でも、ときどきあの光景が頭をよぎり、音が頭に鳴る。作品が強烈ならば、人を変える力があるのである。思えば、今日、ワークショップの発表をたまたま見てくれた橋本礼は、「WD」を見て、パパ・タラフマラに入ってきたし、結局、みんな、なんとなくではなく、パパにいる人たちのほとんどが、何かを見て、強烈に感じてくれて、存在している人たちばかりだ。だから、僕のモノスゴイ要求にも応えてくれようとする。ありがたいことだと思う。
 
 夜にしばらくぶりにヤノベケンジさんに会う。来年の京都春秋座での公演打ち合わせのためである。相変わらず壮大なプロジェクトを続けているようである。しばらくぶりに会うと、いやあ、希少価値だとつくづく思うのである。こういう人は少なくなった。こちらまで元気になる。しかし、そういう精気こそが重要なんである。政治家もそんな力を持った人になってもらいたいものだと思う。もっとこの国を、世界を元気にせねば、とオレも思うのであった。
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by kikh | 2009-09-14 06:44 | 日々の記録
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