★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
9/24 政権交代
 政権が交代したばかりではあるが、鳩山政権は次々と新機軸を打ち出している。1990年比でCO2削減25%を2020年までに実現すると言うと、経済界は猛反発している。メディアは、分かったように政権交代というのはこういうことだ、と告げる。しかし、変化したくない自民党政権を支えてきたのは誰あろう、メディアでもあったのではないか。
 やはり多様性こそが問われるのだ。考え方が一律になった途端に、組織はダメになりはじめる。自民党政権がダメになりだしたのは、僕は田中派が支配し出した頃からだろうと考える。対抗軸はあったが、考え方が一方向に流れるようになり、すると一律化が始まった。それから数十年も保守のままほとんど変らず、保守の好きな日本人は、保守の中での自民党をぶっ壊すと言って人気を博し、郵政民営化是か非か、という言葉だけで、自民党を一気に盛り返させたのは誰あろう、私たちであった。既得権益が温存できる体制の中で、いくら変えようとしても、それは無理だ。そこに日本人はなにゆえに気付かなかったのか?私たちの中にある保守こそ一番、安定こそ一番、変らないことこそ一番という意識ゆえであったのだろう。それが本当に状況を悪くする。保守であるには、果敢に攻める必要がある。その果敢な攻めが保守を成り立たせる。単に既得権益を守るという発想だけでは、保守は成り立たない。

 舞台だって似たようなものである。日本でも引っ張りだこの演出家がいる。安全性を見れば、ううむ、たしかにこういう人選になるのが日本だんだろうなあと思う。しかし、その指向性が、状況を少しずつつまらない方向に導いていく。
 安定というのは、そこに留まりたいという欲求であるから、それは致し方がない面もあろう。だが、留まりたいと思った途端に、冒険心は消える。それが消えると低下は免れない。

 
 「Nobody」は57分形になった。残りはちょうど6分である。9割はほぼ完成ということになる。残り1割を三日間で作れるかと問われると、かなり怪しいと言わざるを得ない。9割出来ていれば、ヨシとするしかないだろう。まあ、予定通りに近い。
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by kikh | 2009-09-25 07:27 | 日々の記録
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