★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
清々しさ
 新聞を見ても、テレビを見ても、何を見ても混濁した世の中であることを意識せざるを得なくなり、心静かにはいられないから、それこそ静かにポウッと空を見渡すと、ほんとうに清々しい、抜けるような青空があって、あまりに正月らしい静かな時間があった。

 毎年、この静かな時間が好きだ。

 そう言えば、11月、12月上旬まで写真美術館でやっていたセバスチャン・サルガド展を見に行くことができず、非常に残念な思いをした。僕の最も好きな写真家である。サルガドはブラジルの写真家であるが、彼の写真は表面的美しさを超え、奥底にある人は何であるか、我々は何のために生きているのか、そういうことを考えさせ、強く、自分自身のあり方を問いかけてくる。サルガドを目にする度に、僕も、この写真の深奥にあるものを掴みだしたいという思いを強く持つ。そしてそれを描きたいとも思う。苦悩と同時に常に清々しさがある。それは、深い、生きることの強みである。

 今日、1月2日から「Nobody, NO BODY」の稽古が始まる。三日間だけ。その間に最後まで一応はあげる。あとは個々人での詰め作業を行なってもらう。明日で何とかラストまで行きたいと考えている。
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by kikh | 2010-01-03 01:08 | 日々の記録
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