★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
2/28 ラスト稽古
 「Nobody, NO BODY」のラスト稽古。
 出演者の四名は、決して若手と呼ばれる年ではない。もうみんな30だ。30歳と言ったら、やっぱり大人である。しかし、今回出演する四名は大人か子供か分からないところがあって、それが作品全体の魅力となっているように思う。要するに、どこか欠落感があるということでもある。「Nobody, NO BODY」という作品には、不在感が伴っていなければならない。不在であること。それでいて強烈に存在をアピールすること。その隙間に立っているような感触がなければならない。それであるがゆえに、この四人と1年3ヶ月の稽古、作品制作の旅に2008年12月に旅立ち、山あり谷あり、なんとか乗り越えて、やっと到達点に近づいた感がある。

 パパ・タラフマラの稽古は普通考える稽古より遙かに大変である。パフォーマーはいろいろと過酷なものを要求され続ける。しかし、人というのは実は、あまり限界はなく、伸ばそうと思ったらいくらでも伸びる。もちろん才能は要求されるが・・。そんな風な旅を一緒にやってきた。

 昨日、松島が見に来て、こういうことをパフォーマーと一緒にできる小池さんは幸せ者だ、とメールに書いてきた。まあそうだろう。けれど、それだけの、いや彼らの意識以上の思いを強烈に注いで来ている。要求が過酷なら、応える方も過酷である。その人的力というのを見て欲しいと思う。
 人は自分に甘えた途端にダメになるのである。
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by kikh | 2010-03-01 09:32 | 日々の記録
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