★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
このところ
 このところずっと動き続けている。
 P.A.I.は始まり、埼玉芸術総合高校の授業も始まり、高校生たちの可能性をヒシヒシと感じるが、さて、ここからどんなフウに日本を作っていくか、そのようなことばかりを考えている。地震が終わったのか?まだ分からない。まだまだ分からない。浜岡原発を止めたのは良いがあれで大丈夫とは誰も思っていない。政治家たちの動きを納得している人はひとりもいないだろう。つまり、今、日本全体が疑心暗鬼状態で、何を信じれば良いか分からなくなっている。信じてきた世界が一気に崩壊した。本来は崩壊して当たり前の世界だったのに、それを後生大事に育ててきたのが私たちなのである。だからこそ、そのショックが大きい。
 なぜそのショックが大きいのか、今、そのことに関してまとめようと、時間を見つけては文章に書き綴っている。
 
 長年、舞台をやってきて、ほとほと幻滅もした。幻滅しきった時に、画に描いたような震災が起きた。要はそういうことだ。画に描いたような!

 今日、こういうことを書くとまた物議を醸し出す可能性があるのだが、土方巽の「禁色」という作品に寄せての文章を読む。土方の文を絶賛する人もいるが、おかしいんじゃねえの?と言いたくなるほど何にも意味が分からない。こりゃあ自己陶酔でしかなかろうと思うが、土方さんくらいに持ち上がってしまうと、なんでもかんでも良くなってしまうのだろう。ただ、これが日本なのだ、と思わなくもない。この批評性のなさ。批評の育たぬ土壌。土方になるととたんに取り巻きが押しつぶす。つまり、批評を悪口と捉え、批評できない場を作り上げる。それも同じ根っこである。福島原発の問題も土方文の問題も同じなのだ。根っこはね。
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by kikh | 2011-05-11 21:55 | 日々の記録
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