朝、P.A.I.の教え。
ミーティングの後で、夕方、ルテアトロ銀座に行く。大阪のプロデューサーからの招待され、しばらくぶりに能楽を見た。
「ガラスの仮面」の中から「紅天女」パートを引き抜き、能楽にしているという。
「ガラスの仮面」の「紅天女」と聞いていたが、正直、いったいなにが紅天女なのか、わからなかった。でも、そんなことはどうでもいい。
能楽師の梅若六郎さんの演技には魅せられた。身体から妖気がただよい、時間の無限がある。
ただ、どうもルテアトロ銀座と能の演目は、ぴったりと嵌らない。空間が浮き上がってしまっているように感じられるのである。
終わって、少しプロデューサーの西尾さんと話をしましょうということになって、カフェで待っていると、梅若さんも一緒にやってきた。カフェの周りの客が騒ぎ出していたが、まあ、それはさておき、「どうでしたか?」と西尾さんに聞かれ、困った。正直に話したのであるが、それにしても困ってしまうのである。
それから渡部浩平となぜか銀ブラをして、帰宅。明日の写真撮影準備に追われる。