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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
6/20 それにしても
 制作の話になった。
 それは制作がある有名な制作プロデューサーと話をしてきたというところから展開された話なのだが、結局、そうか、作品の中身よりも、いかに問題がなく、うまく制作的にきっちりやっていくかが重要なのだ、と、それを再認識させられた内容であった。
 
 現場の人間たちは何を見ているのか?作品の中身を見ていないとは言わない。が、それ以上に、態度を見ているし、問題なくスイスイと動かしていけるかどうかを見ている。そういう面で問題が挙がれば、もうプイと横を向くものだ、と改めて思う。制作力アップこそが要である。そして、それをないがしろにしないだけの組織力の下支えが必要になってくる。

 どんな社会でも、それはアートだと言えども、狂人ではいけなくて、常識人であることを求められ、狂人で良いのはあくまでも金が儲かっている場合に限る、ということなんである。
 舞台とは、勝手に狂人をやっていていい現場ではない。それが大きな障壁であるとともに、それさえクリアすれば一段、上がれるわけだから、簡単だとも言えるのだ。

 稽古。
 スタジオサイでの稽古だったので、少し狭かった。少し中川さんの音楽が遅れている。だから、どうしても止まってしまう。まあ、もう少ししたら本格化するが、あと7/8までに稽古できる日数は12日間しかない。その間に約20分近くは作りたいと思っている。可能だろうか?音楽との追いかけっこになっていくと思われる。ただ、上がってくる音楽は素晴らしい。それが中川さんのピアノで上がってきて、実際にはバイオリンがメインを取っている音だったりするのだけれど、そのピアノがまた素晴らしいのである。まったくのオリジナルピアノ曲が数日に一回ずつ届くような計算だ。なんとも贅沢である。

 あと数日で葛西さんのチラシも上がってくる。楽しみ。
by kikh | 2007-06-21 00:30 | 日々の記録
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