BAM入りした。
BAMにはオペラハウスとハーベイ劇場とふたつある。
しかし、不思議な気持ちになるのは、ブルックリンになんでこういうものを作ったのだろうか?ということだ。ホテルから劇場まで歩くと、8割黒人、1割ヒスパニックという感じ。とは言え、BAMにやってくる客は、たぶん白人ばかりなのだろうと思う。
ブルックリンにも危険地帯がある。その一方で、まったく安全な場所もあって、危険地帯はやっぱり危険地帯の匂いをはなっている。
新調した背景の銀幕がよくない。縫い代が粗いのだ。頭を抱えたが、少しは照明でなんとかしていくしあるまい。だが、やっぱりキッタナイ。せっかくのBAMなのに、との思いだが、ううん。
ただ、やっぱり至れり尽くせりという感じがある。先日のヨーロッパツアーなど、至れり尽くせりどころか、180度違うような扱いであったので、天国のような気分である。ホテルもしばらくぶりになかなか良いホテルに泊っている。
劇場の周りもまた、少し寂しい。アフターで過ごせる場所がこれからは必要になってくると思う。