★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
カテゴリ:舞台( 127 )
 
パパ・タラフマラ解散発表
 昨夜、パパ・タラフマラの解散を発表した。
 今後を踏まえての発展的解散である。ただ、今年度の一年間は、この状況に対する提言期間としてさまざまな発言をし、動かしていこうと思っている。公演も4作品実施し、作家活動もし、シンポジウムや出版等、多様な動きを作りたいと考えている。
 そこで、実行委員会を組織した。
 実行委員会は以下の通り。


名誉会長

堤清二(公益財団法人セゾン文化財団 理事長)

実行委員長

小池博史(パパ・タラフマラ代表)

発起人

谷川俊太郎(詩人)
葛西薫(サン・アド グラフィッックデザイナー)
安藤隆(サン・アド コピーライター)
中川俊郎(作曲家・ピアニスト)
ヤノベケンジ(美術作家)
大杉漣(俳優)
佐伯剛(風の旅人 編集長)
立川直樹(プロデューサー)
小沼純一(音楽・文芸批評、早稲田大学教授)
村井健(演劇評論家)
河村錠一郎(一橋大学言語社会研究科名誉教授(比較芸術・英国文学・美術))
吉本光宏(ニッセイ基礎研究所主席研究員)
片山正夫(公益財団法人セゾン文化財団理事)
山下洋輔(音楽家)
折原美樹(ダンサー・マーサグラハム)
天童荒太(作家)
港千尋(写真家・写真評論家)
萩尾瞳(映画・演劇評論家)
森村泰昌(美術家)


実行委員

オノセイゲン(作曲家・サウンドエンジニア)
カールストーン (音楽家)
吉井省也 (演劇人会議・プロデューサー)
今尾博之(いわきアリオス・プロデューサー)
佐々木成明(メディアアーティスト)
西澤晴美(神奈川県立近代美術館 企画課)
野尻哲也(経営コンサルタント)
根本武(芸術新聞社)
浅井隆(アップリンク社長)
八重樫みどり(ストリングラフィープロデューサー)
水嶋一江(ストリングラフィー音楽家)
佐竹由美(オペラ歌手)
トラフ建築設計事務所
岩下徹 (舞踊家・即興ダンス・山海塾舞踏手)
榎本広樹(小出郷文化会館)
永利真弓(アンクリエイティブ社長)
菅谷昌弘(作曲家)
丸山 圭(流山生涯学習センター館長)
工藤玄実(下町兄弟,ラッパー)
高橋洋子(NPOたけとよ)
筒井淳一
平井敏晴(ドイツ文学者)
深澤秀一(サウンドデザイナー)
伊比百合恵(サンアドマネージャー)
関根有紀子(照明家)
宮下洋一(映像作家)
小谷野哲郎(バリ舞踏家)
縫原弘子(ダンサー)
楢崎由佳(元パパ・タラフマラプロデユーサー)
ユウ(メイクアップアーティスト)
金子一明(医師)
中村明一(尺八奏者)
菊地凡平(舞台監督・俳優)
大谷 燠(NPO法人DANCE BOX Executive Director)
三津久(舞台監督)
赤松直美 (女優)
熊木由美(音楽雑誌「みゅーじん」編集)
高橋弘子(ダンサー)
佐藤昌枝 (ダンサー)
三枝伸太郎(作曲家・ピアニスト)
藤井健介(作曲家)
望月純吉(文学座演出家)
堀越彰(音楽家)
矢沼礼子(舞踊家)
浜井弘治(コスチュームデザイナー)
阪野一郎(舞台監督・ミュージシャン)
アランパットン(ミュージシャン)
開桂子(ダンサー)
宮原一枝(ダンサー)
林保弘 (演出家)
甲斐さやか(映像作家)
小林和史(コスチュームデザイナー)
川口知美(舞台衣装家)
瀧本麻璃英(アンクリエイティブ)
杉浦太一(株式会社CINRA 代表取締役)
田中真聡(キネティックアーティスト)
白石章治(NHK編集局チーフプロデューサー)
宮木亜弥(美術家)
木村真紀(シンガーソングライター)
内川たくや(グラフィックデザイナー)
兼森雅幸(ダンサー)
今井朋彦(文学座 俳優)
川島恵子(プランクトン音楽出版代表/プロデューサー)
森脇裕之(美術家)
井上涼(デザイナー)
加藤和也(ウェブデザイナー・写真家)
杉浦未樹(東京国際大学准教授)
KENTARO!!(ダンサー/振付家東京ELECTROCK STAIRS主宰)
松本淳一(音楽家)
上川真由美(照明家)
河村和紀(メディアコーディネーター)


上記のみなさんの他に、ボランティアスタッフが多数いる。
これから、みんなに助けられて、来年3月まで突っ走っていきます。
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by kikh | 2011-06-25 22:14 | 舞台
 
「白雪姫」「三人姉妹」国内ツアー
 昨年11月下旬から来月16日まで、全国10カ所での「白雪姫」「三人姉妹」ツアーを実施している。そのうちの9カ所が終わり、残りは来月16日の佐世保での「三人姉妹」を残すのみとなった。
 舞台というのは過酷なもので、20ステージ以上をやってきているが、しかし、満足できたステージは一回もない。もちろんある程度以上のクオリティは保てているとは思う。それが前提である。そしてそのためには、僕は常に「飽きたと感じた地点が出発点」と言い続けてきたし、実行してきた。でも、多くの舞台というのは「飽きる」ところまで磨く前にステージに乗せてしまっている。これが大きな問題だと思い続けてきた。
 舞台は毎日のように変えている。ほんの少しの変化なんだが、その磨き込みの精度こそが重要だとの思いがある。ほんの少しのところですべてが変わってしまう。今のサッカー日本代表の試合を見ているとよく分かるのが、そのちょっとしたところの精度、そしてそのための稽古こそがきわめて大切だということである。一昔前の、それこそ中田英寿が活躍していた頃の日本代表というのは、その精度がなく、ゆえに決定的チャンスを作り出せない状態が続いたのだが、今はまるっきり違う。大きく変化した。透けて見えてくるのは思想である。そして思想に裏付けされた精度であり、稽古である。もちろん観客はただただ熱狂して見るだけだろうが、そのちょっとしたことをするための稽古というのは、これは実に地道な作業で、その地道さをどこまで持続できるかが問われる。
 けれど、たいていはそこまではやらない。舞台もそうで、やらない。サッカーの三浦カズが凄いのは、あの年になってまで、精度を高めて行こうとする意欲に満ちている点だ。ヒトはこうでなくちゃいかんのである。ヨイヨイになる頃、さらに精度を高めて必死になれるとは素敵なことだと思うのである。俺もよぼよぼになって、必死であることを望んでいる。消えゆくように死に至るなんてのはまったく理想ではない。
 それはともかく、舞台の大変さは身に染みて分かる。分かるけれど、身を投じたからには、と更に勢いづいていきたいじゃあないか。

 昨日の兵庫県立芸術文化センターの中ホールは、日本の中では最高位と言ってもいいほど音の良い、見やすい劇場だと思う。あんなに音の良い劇場は日本では出会ったことがなかった。スッとパフォーマーの声が入ってくる。音楽もまた、非常にスッキリと聞こえてくる。だけど、やっぱり前日の17時入り、翌日15時半の公演というのはダンサー連中にとっては大変だった。大変すぎくらい大変だったと思う。半ば死んでいた。しかし、さすがにベテランで、公演の中盤にさしかかる頃から、俄然、力がわき出てきたように見えた。
 まあ、少し、スッキリと休んで欲しい。と思いきや、白井は山口情報芸術センターで稽古だという。ほっほ。これで戻ってきて、また、病気にならねば良いが、と思う。
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by kikh | 2011-01-31 11:11 | 舞台
 
7カ所目
ついに東京に戻ってきた。
千葉⇒岩手⇒新潟⇒福島⇒福岡⇒宮崎、そして東京!東京の後は、愛知に行き、「三人姉妹」に演目を変更して、兵庫⇒長崎と続いていく。
本当に、こんなに日本を旅した事はなかったと思う。海外は知っていても、国内を知らなかった。どこへ行っても美味いモノがあったなあ。
そしてほぼ全ステージ、満席近かったのが嬉しかった。子供たちの受けは非常に良い。面白かったのは、小学校3,4年生と5年生では、社会化の程度がまったく違ってしまうのだと言うこと。笑いのツボも、物事の考え方も違ってしまう。
これが今の20代の連中になってしまうと、ホントに不気味である。理解しがたい場所に立っている。

20日から東京公演が始まる。
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by kikh | 2011-01-18 21:46 | 舞台
 
白雪姫
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by kikh | 2010-12-09 07:23 | 舞台
 
北上終了
 岩手県北上での全6ステが終わる。
 総計で北上の小学3,4年生2,200人もやってきた。
 その子供たちの反応は非常に興味深いもので、最初は笑いの渦。次第に笑いが消えていき、水を打ったような静けさになり、最後はトランスしている子供まで出てきた。これは見ていても強く興味をそそられたのであった。なかなか凄い。子供たちの方が遙かに感性豊かであることがハッキリと見て取れるのである。大人は難しい。真っ先に頭を使う。頭で選別しようとする。だから、見たことのないモノにたいして非常に警戒する。もちろんそうでない人もいる。どこでその選別がなされるか、だが、本当に子供の頃の見聞が大切だ、と思うのである。
 いかに自由にいられるか。自由は難しさを強く伴うものであるが、それを子供の頃にわからせる必要がある。どんな不自由があっても、自身の心に強く訴えかけてくるものがあれば、それは自由への扉となる。
 子供は大切だと、深く感じ入った次第である。なぜならこれが始めてのパパ・タラフマラにとっての日本でのスクールショーだったからである。それも体育館などではなく、この地域では随一と言って良いであろう劇場で、である。

 
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by kikh | 2010-12-08 09:16 | 舞台
 
9/26 4ステ目
 連日、満席であるのは嬉しい。
 ただ、今は音楽のことで韓国のウジョンさんとやりとりを続けている。まだ気に入らないパートがあるのである。
 
 舞踊批評家は舞踊にしか興味がないから、気の毒なほど世界観が狭い。世界の見方が、どんな踊りかしかないのである。批評家の批判をすると、我が制作部から文句を言われるので、言いたくはないが、それにしても酷いと常々、強烈に感じているのでついつい苦言が出る。頭が硬直化した人たちが、しかしながら、専門家として幅をきかせることになる。
 文化庁ではアーツカウンシルを作る構想があると言う。だが、誰がやるの?となると、非常に息苦しくなっていく。つまり、そうした狭義の世界に生きる専門家がそうした職についていくわけだ。硬直化した人たちが今度は専門家としてさらに発言力を増すとは、と、どうにもこうにもため息しか出ないのである。

 27日は楽日だ。また、再び別作品について考え出している。
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by kikh | 2010-09-27 14:39 | 舞台
 
9/25 3ステ終了
 公演が始まって、3ステージが終了した。
 みなさんからはお褒めの言葉を多々頂くが、でもやっている側としては、なかなか完璧にはいかない。「完璧」にはできるはずもないと思わないでもないが。
 「風の旅人」の編集長の佐伯さんがブログで「スウィフトスウィーツ」について書いてくれている。是非、一読、頂きたい。

http://kazetabi.weblogs.jp/blog/

 作品を制作している側は、当然、あらゆる部分に意味がある。しかし、意味というのは、最初から分かっている意味もあれば、あとあと付いてくる意味もある。もし、僕がそこは黄色だ、と選択したとしよう。そのときは感覚的に選んだということなんだが、だが、選択に至るには、単に色味がきれいとか、好きとか、感覚パートを超えて、自身の中では何かしらの意味を見いだしているものである。意味が最初からあるとは限らない。あ、そうか、この意味はこうだったのか。と後追いで知ることもままあることだ。

 舞台芸術は流動するものである。定着がない。その定着のなさをどうやって認知に至らせるのか、これが私にとっての大きな課題である。
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by kikh | 2010-09-26 10:45 | 舞台
 
3/9 終了
一年三ヶ月かけて制作した「Nobody, NO BODY」は、本日のマチネ公演で終了。
ものすごく寒く、雨から雪に変わり、おまけに平日マチネ、最悪の条件下で果たして座席はどの程度埋まるのかな、と思っていたら、満席に近かった。
作品の出来も良い出来だったからホッとする。
この過酷な条件下でやってきたパフォーマーには、感謝したいと同時に、まだまだ要求は尽きないなあとも思った。それはそうだ。当然、やって欲しいことはまだまだのレベルである。とは言え、素晴らしい反応が返ってきているので、彼らにも大きな力になっただろう。人は可能性の生き物であるが、その可能性を見いだし得なくなったときから老化が始まっていくのだろう。

とにかく、明日からは「やし酒飲み」の台本書き。

かなり酔っぱらってしまった。
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by kikh | 2010-03-10 15:01 | 舞台
 
3/3 初日明け
 本日、初日を迎えた。
 出来は、初日であることを考えに入れずに、結構良い出来だったと言えるだろう。
 
 しかし、昨日のブログは失敗した。酔っぱらって、書いてしまった文章でみんなにからかわれ、いやあ穴があったら入りたい。で、即刻、削除してしまおうかと思ったが、もうバレバレなのでしょうがない。

 昨日、酔っぱらって戻ってきたとき、車内に置いてあった新聞の中に三浦雄一郎さんのエッセーが載っていた。それが良かった。要は冬期オリンピックに絡め、最後は野性の勘であり、野性的力こそがものを言うということが主眼である。全くその通りだろうと思う。野性性を失ったものなど、僕には興味はないのだが、それこそが今の主軸でもあって、こんな時代に抗っていくのは、なかなか辛いものがある。
 野性の力を失った頭お化けばっかりだなあ、と思うこと多々である。
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by kikh | 2010-03-03 23:26 | 舞台
 
3/2 「Nobody, NO BODY」のパフォーマーへ
 本日、ゲネの日。
 いやあ、自分で言うのも気が引けるが、「ノーボディ」は本当に良い作品になったと思う。これだけ良い作品はそうそう見られるものじゃないとまで思うのだ。1年3ヶ月も稽古をし続けただけのことはあるのである。今は嬉しくて、少々酔っぱらっているが、これを見ないのは一生の不覚だとさえ思ってしまう。それも不出来な子供たちを1年3ヶ月育て続け、やっとここまで来たという感慨も深く、いろいろな意味で本当に、たまらなく嬉しくて仕方がない。そしてなんだかんだと俺にガミガミ延々と言われつつ、この過酷な稽古に付いてきてくれた四人のパフォーマーに深く感謝したい。実は帰り道々、泣けてきて仕方がなかった。珍しくうれし涙が止まらず、こみ上げてくる。よくぞここまで付き合い、そしてよくぞこの俺の過酷さに付き合ってくれたという感慨に心は満ちる。結果、その成果はきわめて高いレベルに到達した。こういうところで、やっと本気で人を強く信じる気になってくる。人はダメなところも本当にイヤなところも多々あるが、しかし、この過程に耐えられた強さこそが、君たちの大きな財産だよと思うのだ。これができたのだから、何だって君らは乗り切れるさ、と強く感じる。ああ、嬉しくて仕方がない。

 ありがとう。そして本当に君たちは素敵だ。本心からそう思う。
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by kikh | 2010-03-03 01:11 | 舞台


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