★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
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旧日本兵は何を
 ミンダナオ島で見つかった旧日本兵ふたり。もっと実はいるという。
 実際にどのような生活を送っていたかは分からないが、もし、小野田、横井の両氏のような生活だったとするならば、信じられないほどの生命力ということになる。単に生命力があると言うに留まるまい。80歳をゆうに越えた男性で、病院はなく、面倒を見てくれる人はいない、たぶん次々と戦友は死んでいっただろう、そういう環境で、生き延びてきたということの精神的な太さに感じ入ってしまった。何が彼らを生き延びさせたのだろうか?人は何らかの支えがないと生きられまい。その支えとは何であったのか?天皇だろうか?友人だろうか?軍人としての義務感だろうか?
 人はしばしば寂寥感にとらわれる。
 少なくとも数名の戦友がいたことが彼らを生き延びさせたのだろうが、それにしても、とあまりの時間の長さに驚かされ、同時に、今の日本人に欠如している何かを感じさせる。
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by kikh | 2005-05-30 08:42 | うひょひょ!
 
5/28 都々逸
 一日中、どうしようもないほどの疲れがやってきて、何も出来ず。
 本を読むが、頭に入らず。
 やらねばならぬという思いが空を回っている
 まるで死んだ魚のように、白目を剥いて
 時間の音がほら、こつこつと疲れの痺れが足の指からはい上がるのを感じ
 俺ののど元はきゅうと軽く息をつまらせている
 だから、こんなときは、ゲッソリと白目と倦怠感に付き合って
 仲良く添い寝をするに限るのだ
 明日は、また文字がよく見えるようになるだろう
 だけど、明日の私が私である保証なんぞはどこにもないのだが
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by kikh | 2005-05-29 23:50 | うひょひょ!
 
5/26 アップし忘れたダイアリー
 このダイアリーはアップし忘れていたものです。一日違い。5月26日分で、この前に27日分をアップしてしまっているので、その順番を間違えないように、願います。
 ではでは。



 朝、多摩美で授業なのだが、中央線西荻駅での人身事故だとかで、30分、遅れて開始。
 いつも通り静か。

c0036263_07597.jpg ポスター、チラシ作りの実践的な話をしているのだけれど、いったいみんなどこまで関心を持っているのか?僕は出席はある程度はどうでもいい、だからタイムコードだけを押しに来るような真似はするな、と言っていて、出たくないなら出なくていいが、レポートだけはちゃんと出せ、その代り、授業に参加したいという意思のある学生は大歓迎だ、と宣言している。だから、ガンガン出席数が減っていくかと思いきや、意外に減らない。もちろん最初に比べると減ってはいるが、思ったほどではない。しかし、しばしば居眠りをしていたりする学生ので、いったいどういう意識でいるのやら。

 そう言えば、先日、青学の先生である尹さんが、授業の場は真剣勝負なんです、と言っていたな。まったくその通りだ。俺もちゃんとやるから、お前らもきちんとやれよ、と私も言い、では、それに応えて、きちっとした姿勢をみな取ろうとするのかと思いきや、さほどでもない。本当に分からない。

 昨年、白井さち子を連れてきて、さまざまな踊りを踊らせてみる。それでみんな反応が良かったかというと、さっぱりいいか悪いかわからなかった。白井もがっかりしてしまって、せっかく来たのにさ、と少しすねていた。どうも気まずく、白井に悪い気持ちになっていたが、助手のあざみ君に言わせると、非常に評判が良かったのだとか。ううむ、本当に今の学生の反応はわからない。

c0036263_062562.jpg で、少し動いてみようか、と動き出した途端にみんな活き活きとしてくる。
身体を動かすと脳が活性化し出すのだ。さて、腹に手を置いて、呼吸をしてみよう、とやらせてみると、腹の位置が、多くがミゾオチのところに手を置いて、腹を意識している。なんたることだ。丹田って分かるか?と聞いても、知らない学生が多い。腹式呼吸で呼吸してみよう、腹で呼吸したら胸まで呼吸を入れてみよう、背中にも空気を入れてみよう、と言うがほとんどの学生はできやしない。こりゃあいかん。なんとかせねばいかん。
身体の力を抜かせようとしても、身体から力は抜けず、がっちんがっちんだ。
 昨日、東京都庁で、身体の問題やら運動の必要性やら、舞台芸術の果たす役割なぞをくちゃくちゃと喋ったのだけれど、まったくそういうことの実践をしているような気分にどんどんと陥っていく。人間はやはり身体なのである。

 オブジェ打ち合わせを事務所で行い、それからは延々と写真の選択と修正に時間を費やす。パソコン現像である。いつまで経っても終わる気配がない。色味が気に入らない。デジタルを印画紙に焼き付けて出た色が、気に入らない。これを直す。それだけで時間ばかりが過ぎ去っていく
 ほんの少しの色味と、明るさで写真はまったく変っていってしまう。こりゃあダメだ。本格的にプリンターを自分で購入し、プリントアウトするようにしないと全然ダメじゃあないかと強く実感。
 ああ、どうしようか。頭が痛い。
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by kikh | 2005-05-29 23:37 | 日々の記録
 
5/27 どきどきの、疲労たっぷりの一日だったなあ
 昨夜は、というよりも朝5時半まで写真選択&色味、明るさ調整を行なう。頭がくらくら。
 オークボさんは、それからラボに持っていって、六切りサイズでできあがった写真を昼頃に受け取ることになる。

 私はわずかに寝て、ブラジル領事館へ。ブラジル行きのビザのためである。頭がふらふらしているため、別の用紙を受け取ってしまい、順番が来たと思ったら、これではダメと言われ、再び一からやり直し。30分も無駄にしてしまった。
 と、待ったがかかる。問題が生じたとか。実にビザに関しては頭が痛いのである。

 ここを出て、昼からオークボと新宿のトップスで写真の最終確認と順番決め。

 何でこんなことを今、必死になってやっているか。それである。当然、みなさん、疑問に思うだろう。
 今は私、新宿トップスにいる。昼過ぎである。

 実は、この後、オークボ選手と写真の最終確認をして、その後、オークボ、写真評論家の飯沢耕太郎さんのところに写真を持っていき、私の8月18日から9月10日までの個展の最中に、私とのトークを依頼するのである。そのための写真準備なんである。俺にとっても、実は写真の専門家に俺の写真なんぞを見せたことがない。実はびくびくモノなんである。写真と言えば、飯沢耕太郎ってくらい、有名な(たぶん日本で最も有名な)、力のある人だから、認めてくれればいいのだけれどなあ、でも、俺は素人に毛が生えたくらいだしなあ、レンズを買うのに清水の舞台から飛び降りなければ買えないしなあ、と少し気弱になっているが、まあ、なるようにしかならねえ。

 今、オークボが来るまで時間があるので、こうやって書いているのである。書いているが、この後、ガックリして、アップできなかったりして。ははは、情けねえって。

 と、オークボがちょうどやってきた。そう、写真をピックアップしてやってきたので、後は、どうなるか、ちょっと待った、だ。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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 さて、その後。

 六切りサイズを見ると、ううん、まあまあ、いいじゃないか!と納得。

 その後、1時間半ですべての写真の順番を整理し、オークボ、緊張して出掛ける。じゃあ、行ってきます、と。であるが、ガチガチに緊張してる。まあ、気楽にね、って送り出す。

 とは言っても、確かに、これがうまくいけばオークボにとっては大きな励みになるよなあ、だって、毎日寝ないで、必死になって動いてくれたんだもんなあ、おい、オークボよ、ありがとうね、と心の底で感謝する。感謝しても仕切れないなあと思う。でも、こういうことはなかなか声には出せないのだ。

 さて、どうなったか。

 面会時間から一時間経っても何の連絡もない。これはガッカリして連絡ひとつ入れられないのかなあ、でももう少し待ってみよう。一時間半、何もない。ああ、ダメだったのかなあ。まあ、しょうがねえなあ。・・・と、二時間して、やっとメールが入る。どきどきもんだよなあ。まあ、俺は素人に毛が生えたみたいなもんだし・・なんて、言い訳を並べて、ダメだったときのための準備をしつつ、メールを開ける。俺も審査員はたまにやるけれど、今回は審査される側でもあって、こういう気分を味わうのはいいものだと思ったりしている。

 まっ先にオークボ、「小池さん、やりました!飯沢さん、トークにも出るし、文章も書くし、宣伝文句も書く、と言ってくれました!」と。「これで本当に報われた」と、嬉しさが文面から滲み出ている。俺も顔がほころぶ。こんな気分は最近は本当になかったなあ。俺もいい年だけれど、最近になって写真が楽しくて楽しくて、ってなったんである。

 そうか、まあいい写真だし、ねえ。と、先ほどまでの「素人に毛の生えたようなもんだし」と思っていた俺はどこへ行ったのか。エライ違い。ゲンキンなもんだ。
 それはともかく、オークボさん、ああ、よかったなあ、一緒に大変だったよなあ。だって、つい先日、オークボが「小池さんの写真を飯沢耕太郎さんに見せるんです。いいですか、明後日にアポ取りました。決めました。」、と言われたのが5月10日。「阿呆、おまえ、何考えてんだよ、明後日って、何も準備できるわけねえだろう、どうやってプレゼンするんだよ。相手は飯沢さんだぞ、いい加減なモノを見せるわけにはいかねえよ。」と言うと、泣き出すオークボ。「せめて今月末が限界だよ」、と言って、変更してもらった5月27日であったのだ。

 それからである。長野の山奥に写真撮りに行こうとか、どうやってプレゼンするか、とか、相当、ふたりで頭を抱えつつ、動いてきたのであった。だから、嬉しいのはよくわかる。

 それからフラフラして自宅戻り。
 疲れがものすごい勢いで押寄せてきている。
 やらなければならないことを思うと頭が痛い。しかし、気分は絶好調である。
 なんか、新人って気分だなあと思いつつ、時間が経っていくのを楽しんでいる。
 そういう日であった。
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by kikh | 2005-05-28 16:27 | うひょひょ!
 
5/25 シャシンシャシン
写真と向き合っていて、いったい何が撮りたいのだろうか、と考える。
もうとっくに分かっていなければならないことであるが、改めて撮り始めると、根本的な部分が問われるから面白い。そして頭が痛い。
一枚ずつめくっていくと分からないことを、ずらりと並べてみると何が必要で、どうやって選択すればいいかが見えてきたりする。
テーマを「空洞」にしていたけれど、その「空洞」はどうやって並べれば、そして何を省けばいいかが見えてくるということだ。
選択ひとつ、並べ方ひとつで、全然違うというのを、いろいろいじってみて実感する。

あまり寝る時間が取れていない。起きている間は喋りっぱなし。
今日は東京都の生活文化局で、2時間も話しまくりで、その後、写真選択をしたり、ミーティングをしたり、延々10時間以上も話をし続けた。いやあああ、疲れた。


オット、はらのおと、であるが、実際には写真を撮り、文を書いている。けれどもこのHPの管理人がアップしているのだけれど、管理人パソコンが故障したとかで、更新ができていない。そのうちドバッとあっぷします。でも、どうなんだろう、一両日中かなあ。大丈夫だとは思うのだけれど。
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by kikh | 2005-05-26 08:02 | 日々の記録
 
5/24 フォトフォトフォト
 ずっと写真選択。
 そう言えば、と、撮影していて、入れ忘れた写真が出てきて、再びやり直し。
 ううむ、こういう写真はどうなんだろうか?ちょっと違うかなあ、ふうむ。と悩む。悩んで捨てては再び拾い上げる。
 僕は面白いと思いつつやっているわけだが、写真のあり方もずいぶん昔から比べると変ったような気がして、こりゃあ時代遅れなんじゃないか、なんて疑心暗鬼。だが、どうだっていいのである。なんだってありだ。だから・・・・・と思いつつも、やっぱり展示会は早すぎたのではないかなあ、早すぎると言えば早すぎるなあ、困ったなあ。ううむ。スゴイ。と、照れ照れで、赤面モノだなあ、と思ってしまう。が、まあ、こんなのもありだろう。要は何でもありなんである。

 途中からオークボさん、やって来て、最後の詰め作業。しかし、ここからがまた、大変。えらい大変。ではあるが、なんとか形になった。後の整備をオークボに任せ、僕は途中で止めて、メルマガの原稿書きに専念する。ヤバイ。オークボ!「明日、メルマガ出すんですよ、ええ、マダですか??」って悲しそうな顔をされる。ああら、困ってしまう。と言われ、必死になってやる。そして夜8時にって新宿の東京リスマティックに行って、プリントアウトを待とうとしたら、できあがりが夜中になるという。困った。ふたりして立ち往生。雨はザンザン降り。 

 定食みたいなモノを食いたいと思ったけれど、飲み屋しか開いていない。いや、空いていないのではなく、歩く気がしない。探すより、雨を避けたいのであった。

 本当にはじめての写真を中心とした「小池博史展」。大変だ。おおっと、タイトルが決まった。「TRIP」である。旅を中心としてはいるが、どんな風に飛ぶのか?空洞を探す旅でもある。

c0036263_0372275.jpg 中野に寄って、最終で戻る。すると中野駅で電車に立ったままでいる親父が、ふらふらになりつつ、やっぱり立っている。立ったまま、寝ているのである。このまま、引き返したら可哀想だからと起こしてやるが、ワタシはだあれ、あなたはだあれ、ここはどこ、状態。再び、立ったまま眠りに陥る。再び起こす。ニタアリ。再び寝る。知らねえや。と、相手にしなくなった途端、発車音。何を思ったか、おっさん、突然、飛び降りた。にったりしたまま、飛び降りた。

c0036263_0375689.jpg 見上げると変な雑誌記事。美人レストラン??なんじゃい、そりゃ。美人レストランって、なんなんだろう?意味不明である。
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by kikh | 2005-05-25 00:38 | 日々の記録
 
5/21,22 写真に埋もれる
 21日、22日、二日間かけて写真を選択する。1万枚から選んでいく作業は半端じゃなく大変だ。写真を選ぶにもテーマによって選択基準が変ってきてしまう。
 全部でまだ300枚以上、ある。これでは多すぎるので、再びここから絞り込むのであるが、何を見るかが面白い。マネージャーのオークボが選択したモノとずいぶん違う。写真の力というよりも、写真に自分自身が反映されているからだろう。
 
 文章も書かなくてはならなかったが、これで手一杯。飯を食うのも忘れるかのようにやってやっとここまでたどり着いた感じだ。

 ニューヨークのジョシュフォックスから、「三人姉妹」をNYCのUnder the Radar Fesでやれ、との話が来る。ついてはプレゼンも兼ねて、彼のスタジオでやらないか、と言ってくる。彼は東京で「三人姉妹」を3回、見ている。ものすごく好きなんだとか。ありがたい。

下の写真は、森村泰昌展に行って、そのすぐ側の永代橋を撮った画である。屋形船が気持ちよさそうに走っていたなあ。
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by kikh | 2005-05-23 07:35 | アート
 
5/20 写真三昧の日
 昨夜遅く、夜10時半に調布を出て、長野県の山奥、芝平着が1時半を過ぎていた。寒い。即、ストーブを点ける。ここは電話もまったく繋がらないところで、とても籠もるにはいい。
 なにゆえの芝平か?と言えば、今度のアキエックスでの展示会用の写真を撮るためである。夜、そして朝の光が欲しくて芝平までやってきた次第なのである。

c0036263_1132444.jpg 深夜だというのに、仕事開始。朝4時になってしまったので、2時間ほど仮眠し、再び撮影。撮影撮影撮影・・・。シャカシャカシャカとシャッター音ばかりが静寂の中に響いていく。なんとも至福の時間である。写真は時間を切り取り、瞬間に定着させることで、新しい時間なり存在なりを示す。新しい命を得る。それはしばしば生命の不在を示すが、それでもそれは新しい命である。芝平には時間の堆積がある。時間が静かに降っているなあと感じることがとても多い。時間とモノの、あるいは人の、死んだような、同時になまめかしい色気を追いかけていく。音楽はまったくかけず、ただ、シャカシャカ言う音だけが聞こえ、シャカシャカは釈迦釈迦につながるのではないかなあ、なんて思いつつ、写真の、切り取られた断片の宇宙を思い描いていくのである。人を撮っても物を撮っても、命が宿っているという思いがどんどん強くなる。

 午前10時半になってまた再び眠くなってくる。
 ぐったりと疲れがやってきているので、1時間半の仮眠を取る。
仮眠後、まったく疲れを感じず、再びシャカシャカとカメラを動かす。指を動かす。時間の中に俺自身を埋没させる。時間の襞を折り合わせていく。
 
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 午後3時半になったので、外の景色を撮りに行く。今まではすべて室内の空洞を探っていたのである。
 外でさまざまな呼吸を合わせる。ひんやりと冷たい空気が肌を刺す。
 いろいろと注文を付けてはオークボが走り回っている。よく動く。イバラが肌を刺す。大木にまたがるとそれがくさって崩れ落ちる。だが、そのとき、響き渡る音がなまめかしく美しい。

 夕方6時を回ったので、高遠の温泉に入りに行く。
 いやあ、疲れた。じんわりと身体を温泉に浸し、疲れをお湯に溶かす。
 そして帰京。帰りはぎりぎり最終であった。

 なんとも気持ちのいい、疲れと時間に身を浸した二日間であった。


 昨日、バタバタバタとブラジルでの「三人姉妹」サンパウロ&リオデジャネイロ公演&ワークショップが来月に決定した。ブラジルセスキ(巨大商業組織だが、ブラジルでは文化面はここが一番熱心)の数十人と国際交流基金サンパウロ事務所のジョーさんが、この公演のために、一生懸命、動き回ってくれたそうである。パパ・タラフマラ内部でも、ここまで急な話だと大変なんてもんじゃないし、金のことだけを言うと厳しい公演ではあるが、しかし、金だけで俺たちは動くわけではない。少なくとも赤字にはならないから良しとしよう。とても嬉しい動きがあった上での公演となる。すばらしい。紆余曲折があった上で、実に感動的な結果を迎えたわけだ。
 
 みなみなさまに、感謝!!


 あ、そう言えば、今、今年の9月末の韓国公演と10月10日からの「HOG」稽古の隙間をぬうようにポーランド公演の話も来ている。予定とコンフリクトするものはすべてお断りするが、このようにたまたま隙間に何か入って来る場合は検討余地ありではある。(まあ、通常はびっしり埋まってしまっているのだけれど、偶然のようにこのような隙間にピタリと嵌るということもまれにあるのだ)
 ただ、今頃では当然、助成金獲得などは不可能である。するとどうしてもギリギリの予算での公演となる。全部相手持ちでの公演というのは厳しいのである。相手にとっても、当方にとっても。
 
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by kikh | 2005-05-21 01:01 | アート
 
5/19 時間がない
 今日は慌ただしい一日。

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早朝、多摩美での授業。相変わらず授業は静かではあるが、終わってから熱い思いを語る学生がいて、それで救われた思い。もっともっとこの授業を熱くしたいです、と言ってくれる。





 急ぎ、サンアドへ行く。その直前、カメラ屋でレンズを購入。まさに清水の舞台から飛び降りるような気分。買おうとしつつ、それでもレンズの前で熟考する。考えても仕方ないが踏ん切りがつかない。だって、正価28万円のレンズなんである。レンズ一本が28万円だよ。売値は19万3千円であったが。中野のフジヤカメラは安いのである。ああ、こうやって俺もレンズ地獄に陥ってしまうのか?ああ、困った。と、悩んでいるとTTL測光のできるストロボまで目に入る。ああ、これも欲しいんだよなあ。これがあれば・・・・ううううう。と阿呆だ。心の中ではダラダラとよだれを垂らしている。しっかし、悩めるほどの時間がない。まるでない。だから、清水の舞台である。えええい、これがあれば舞台撮影まで問題なくできるんだぜ、と踏ん切る。どこへ行っても俺自身が写真家として、舞台の撮影もできてしまうのである。でも、最近は舞台撮影もするが、舞台のビデオ撮影まで俺が担当していたりするのだから、もう身体がいくつあっても足りゃしない。おまけに、照明も、音響もなんていくらなんでも無理だ。でも、その無理が簡単にできると皆に思われているらしい。ありゃりゃりゃりゃ、である。

 サンアドでは、葛西さん、安藤さん、伊比さん等と打ち合わせ。直前に、つくばの今尾が来ていたとか。つくばは、なかなか大変そうである。
 「HOG」のチラシアイデアが出る。葛西さんは画を描いてきた。面白い。が、もう一工夫必要かな、と思った。まあ、あくまでも今はたたき台。

 銀座の泰明小学校の前にある「ギャラリー悠玄」で打ち合わせ。何かできるだろうか?

 その後、大至急、自宅に帰り、諸々の準備をして、即刻、再びギャラリーへ。いえ、ギャラリーの上にある「しぇりークラブ」というスペイン料理屋へ。
 数ヶ月前に、アキエックスで会った青学の先生である尹(ゆん)さんと話。在日コリアンではあるが、今どき、なかなか見かけなくなった丈夫(ますらお)的日本人のタイプを見ているようで、楽しかった。変に政治的ではない人間はとても気持ちがいい。でも、気持ちのいい人間とは、滅多にいるものではない。みんな、うまくやることばかり覚えていくのだ。なんせ300人の学生を相手にマイクを使わずに授業を行なうのだとか。そりゃあすごい。相当疲れるらしいが、この気迫こそが、必要なんだろう。若者には特にそうだ。いや、ジジイにもそうだけれど。ロクでもねえのが多いからね。

 それですぐに車に乗って、今は双葉サービスエリアで書いている。さあて、写真の撮影会が始まるのである。
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by kikh | 2005-05-20 00:48 | 日々の記録
 
飛べ、イチロー
 マリナーズのイチローのプレイを見たか。あれは凄い。牛若丸である。ヒットで塁に出たイチロー。次打者のヒットで一塁から本塁突入を試み、もう三塁を回った時点でタイミング的にはどう見てもアウト。それでも、三塁コーチの腕が回る。本塁へ向かう。捕手が待ちかまえる。突如、捕手の前でストップするイチロー。フェイント。捕手がバランスを崩す。と、回り込むのではなく、あれれと、捕手の上をダイブ。イチロー、必死になって本塁を空中から盗ろうとする。タッチしようと身を翻すキャッチャー。結果は、タッチアウト。だが、試合後、キャッチャーはノータッチだったことをほのめかし、イチローもはぐらかし、であった。

 ううん、面白い空中戦であった。もし、これがセーフであったら、これまた大リーグにウヒョヒョな1ページが刻まれたことだろう。残念。牛若丸イチローのなり損ね秘話であった。
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by kikh | 2005-05-17 09:27 | うひょひょ!


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