★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
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女性専用車
 今日も帰りのつくばエクスプレスに乗っていると、目の前に、この車両は9月1日から「女性専用車」を導入します、と書かれている。
 頭を抱える。
 痴漢防止対策、女性に優しいつくばエクスプレスということなんだろうが、なんちゅう低レベルな発想か?痴漢もそうだけれど、それ以上に、「女性専用車」を作るという発想だ。痴漢がいるから、女性のための女性専用車を作る、いかにも女性を重視し、女性にイヤな思いをさせないための考案という思いこみなんだろうが、まったく情けない。奇妙で、 アホウな発想である。
 痴漢がいる、ならば、痴漢をさせないための教育やら発想が本来は必要なんである。根本的な部分について触れずに、何が「女性専用車」だ。こんな発想で社会を築いているのが今の日本なんである。
 前にも書いたけれど、痴漢→警察署 みたいなポスターが今でも出回っているけれど、これも発想が貧困である。痴漢をされたら平気で訴える、あるいはその場で男性をたしなめるような堂々とした女性の精神性こそが、痴漢を減らしていくのだろうし、そもそも痴漢をしたいという風に思わせてしまう教育こそが問題なんである。なんか、陰湿だもの、日本って。とっても陰湿。無言。無言。シーン。黙っていれば一応はなんとかやり過ごし、みたいな教育ばかりだし、そういうことをしてきている連中が官僚になったり、教育者になっている例がメチャクチャ多い。
 若者が堂々と発言する、これこそが一番大切だが、大切な「発言する」という行為のできない人間ばっかりになってしまっている。発言せよ、そして自分自身を表明せよ、そして責任を取れ、突っ込まれたら突っ込まれたでいいではないか、人間はそうやってやり合ってこそ成長するのである。
 発言がない、というのは責任を取る必要はないということである。みんな無言で黙っていれば、表面的には問題は起きていないように感じられる。しかし、根深く根深く、無言の恐怖や怨念や苦悩などなどが蓄積されていくものだ。開放的になれ、開放的にならぬとどんどんオカシナ方向に向かっていく。
 女性専用車はその最たるものである。こういうことをしていれば、一時的には痴漢は減るかも知れない。しかし、何の根本的な解決にもならない。イヤア気分だけが残った。

 つくばワークショップも今日は10時間。長丁場であった。みんなよく付き合ってくれる。それには感激だ。疲労がどどどっと押し寄せてくるが、まあしょうがあんめい。
 
 終わって、秋葉原に帰り、駅前でゾノとHOG衣装打ち合わせ。この衣装打ち合わせは、要はひとりが何役もこなすために、どうやって配役換えをしていくか、という打ち合わせが続いているのである。連続4時間とか5時間できれば終わってしまうのだが、僕自身、時間が取れないため、結局、こうやって分割してやらざるをえないのである。終電近くまで。
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by kikh | 2005-08-29 08:24 | アート
 
8/27 一日中
もう三日目。
進み具合は、恐ろしいほど遅い。さて、こんなんで間に合うんだろうか、と思うけれど、間に合うのだから面白いんだな。

今日は一日中、稽古。みんな、体力の限界に挑戦という感じになっている。
タイトルは「HOG&HUG」とした。
HOGはHeart of GOLDの HOG だし、HUGはハグハグのHUGであり、Heart Under the Ground の略でHUGとしている。

要はこれは「HOG」公演の一環に位置づけられる作品となるから、こういうタイトルとなっている。

それに英語ではHOGは食用豚という意味があり、HUGは抱擁だから

「豚と抱擁」ともなる。

面白い!

豚と抱擁だぜ。

昨日、一昨日とアシスタントで来ていたたまおちゃんが、「なんでもありなんですね」と、初つくばWSアシスタント参加の感想を語っていたが、まあ、確かになんでもありなんである。

強烈なミュージカルとも言えるが、通常のミュージカルではまったくない。新ミュージカルである。
参加者たち人間の強烈さが、面白い。

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by kikh | 2005-08-28 08:30 | 日々の記録
 
8/25 つくば入り
朝少し早めに起きて、台本書き。全体の半分近くは書けたかもしれぬ。

朝9時には猿ヶ京温泉で温泉に浸かっていたのが、昼12時半には表参道のアキエックスギャラリーで打ち合わせをオークボと、&インタビュー。

と、写真家の小熊さんが来る。写真家に写真を誉められる。このような写真は撮れないんですよね、と言われ、恐縮。

雨が少し小降りになったところで北千住経由で、昨日開通したばかりのつくばエクスプレスに乗る。まあ、どうってことない普通の通勤電車という感じ。ではあるが、こりゃあ便利になったものである。一気につくばは東京に近くなるだろう。

夜18時からつくばにてワークショップ開始。たまおに助手として入ってもらうが、相変わらず平日は時間が短い。短すぎるくらい短い。あっという間に終わってしまう。たったの2時間半しかできない。正味で言えば2時間10分程度だろう。
これで、9月4日には1時間程度の作品を仕上げているのだから、我ながらゾッとする。

終わってからたまおと明日の件に関してのMTG。
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by kikh | 2005-08-26 01:15 | アート
 
8/24 台本書きスタート
昼過ぎまで旅館から一歩も出ず。して、外にカメラをぶら下げて出てみると、なかなか風情のあるいい街である。温泉街という感じはあまりないが、この時間が沈んだ感じが素敵だ。写真に収める。
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あとは風呂に入りつつ、台本を書く。少し進む。でも明日から、稽古が始まってしまうので、少し進むではいかんのである。
なんでも台風が来ているらしい。困った。台風のため稽古に出られないのです、とやられるとかなわんのである。
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by kikh | 2005-08-25 12:48 | 日々の記録
 
8/23 原稿尽くし
朝から原稿を2本、書き上げ、上越新幹線に乗って猿ヶ京温泉へ。
リラックス兼「つくばワークショップ」の台本書きのための集中時間確保。
しかし、今日は役柄を考えているだけで何も進まなかった。このままではマズイがなんとかなるだろう。
温泉旅館でのんびり。しかし、テレビなんぞも置いてあるから、つい見てしまう。カラダがぐったりと疲れているのに、温泉とテレビ。ポケーッとするにはいいところだろうが、そうもしていられない。けれど焦ってみたところで書けるときは書けるし、書けないときは書けないのだ。
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by kikh | 2005-08-25 12:46 | 日々の記録
 
東京コンペ&トークwith 飯沢耕太郎
今日は朝10時半~17時半までコンペティション、東京コンペでの審査員の仕事。山口小夜子さんと近藤良平くんが一緒。それに榎本了壱さん。この間に100本近くビデオを見る。面白い作品もいくつかあった。
ともかく100本見るというのは尋常ではない。頭が痛くなってきて、どうでも良くなってくる気配もなきにしもあらずだが、そこはなんとか、押し止め、100本近くを見る。本選に残る16本を選択したわけだけれど、まあ、16作品は結構、すんなりと決まった。あまり惜しいと思われる作品もなかった。

終わり次第、アキエックスに駆けつけ、写真評論家の飯沢耕太郎さんとのトーク。楽しかった。とても楽しかった。いろいろとお褒めの言葉を頂いた。
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それからなんやかんやで夜が更けた。つい上を向いて歩こうを口ずさんだ。
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by kikh | 2005-08-23 01:01 | アート
 
8/21 Life is a Miracle
エミールクストリッツァの「Life is a Miracle」を見る。
しばらくぶり。実にしばらくぶりに映画館で映画を観たのだ。
ううん、とっても好きだ。素晴らしい。
人を見る視線が素敵である。

結局、人は愛しかないのだなあ、と最近はつくづく思うのである。
それしか、確かに人類を救う道はない。

思えば「百年の孤独」とは私たちが歩んできた道ではないか。愛の不在、そういうテーマがそのまま、私たち自身に跳ね返ってくる。
何に対する愛か?それは生きとし生けるものに対する愛情であり、「他」を見る、見つめる愛である。もちろん身近なものを愛する気持ちは、それに含まれる。が、その範囲を超えて、生きとし生けるもの、もちろん植物も含む、そういう感覚こそが我々に持てるかどうかが試されているのだろう。
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by kikh | 2005-08-22 01:32 | アート
 
8/19 二日目
朝11時に中川俊郎さんとライブ打ち合わせをギャラリーで。c0036263_10183468.jpg


13時半からCDマガジンのCINRAの取材。インタビュー。

17時から新制作人の面接。

18時から「HOG」の衣装打ち合わせ。なかなか大変で、夜になるとEXギャラリーはお客さんが増えだしてくるので、では外でやろうと、出てみると、スタバは満席。他に入ってみるとコーヒー一杯が840円!!びっくりして、出て、さまよった挙げ句、再びEXギャラリーへ帰還。
ギャラリーで仕方なく打ち合わせとなった。

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by kikh | 2005-08-20 12:27 | アート
 
8/18 ついにオープン
写真展、というか写真メインの展示会が始まる。
17日朝にアキエックスに入り、さっき出てくるまで40時間近くも一切、外出できなかった。
大勢の方々の助けを借りて、ほぼ終了したのがオープニングパーティの10分前。18時50分に終了。
総計で1時間半しか寝られず。

なんとか形になった。
初めての写真展示であるが、面白い。作品も面白いと思っているが、それ以上に、写真を展示するという行為がなんとも自分自身にとって刺激的だ。
昨日、手伝いに急きょ、来てくれたクボザイクさんが、展示は時間が経つと変化していくんですよ、と言っていたが、どう変化していくかも楽しみだ。

パーティの後、秋さん、HOGの翻訳をしてくれた翻訳家で、かつ今は韓国在住の平井さん、青学の先生の尹さんと食事&飲み会、これが遅くまで続く。もう眠くて、グラグラだというのに、気分は最高であった。

オークボさん、おつかれさん。
それにしても今回はオークボの力がなかったら、絶対に展示会などできなかっただろう。つくづくおつかれさん、であり、ありがとう、だな、オークボ君。

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by kikh | 2005-08-19 10:04 | アート
 
終戦の日
終戦記念日。
九段下を通ると靖国神社を目指す人々でごった返している。ひとりひとりの重さに思いを馳せる。いろいろな表情の人々がいた。
やはりいつまで経っても8月15日は軽くはなっていかない。

それからオークボと写真の調整&プリントアウトを果てしなく。全然、終わらず。終電が過ぎても、朝になっても終わらず。昼間にはアキエックスギャラリーにプリンターを持参して、プリントアウトを続ける。色味の少しの調整でまったく写真が変わる。だから、やっていて全然飽きることがないが、時間との勝負である。
ううん、キツイ。
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by kikh | 2005-08-16 20:26 | アート


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