★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
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4/26 三人姉妹
 多摩美の授業を行なったあと、「三人姉妹」の稽古のため、森下へ。

 橋本の稽古後ということもあるとは思うが、それにしても、白井、関口、タマオの三人の呼吸がぴったりと合っているさまは感動ものである。こりゃあ、これを超えるのは容易ではないどころか、頭を抱える事態ではある。稽古でさえ、ため息が出るほど素晴らしい。このトリオが、今度のシンガポールで終了というのはなんとも寂しい限りである。というよりも、これだけの息のあいかたは、稀に見る、と言って良い。職人の息に達している。

 だからこそ、橋本は、ガムシャラにならないと無理だ。どうも人間とは自分の範囲でのみ、考え、感じ取る訓練をしてきているが、その程度では埒があかない、ということである。必死になること。と、橋本に質すと「死ぬ気でやります」と言う。「いつも言っているじゃないか」と言えば、「死ぬ気でやる」と言ったのは初めてです、と言う。このような禅問答をやっている限り、何も変わらない。そのメンタリティを変えないとウウム、進んでいかない。
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by kikh | 2007-04-27 08:24 | 日々の記録
 
4/24 ハライタ日
 まったくもう、昨日の昼飯に食った麻婆豆腐のあまりの辛さに胃腸がビックリしたらしく、そりゃすごかったのだ。汗がダラダラ流れまくり、息が苦しくなり、山椒とラー油にやられ、それでもびりびりしつつ、すごく美味しい麻婆豆腐だったから、グイグイと食いまくって、なんとかなんとか、平らげたのだが、それからがいけなかった。夕方頃になって腹がチクチクと痛み出し、肛門がヒリヒリとし出し、下痢になり、胸焼けがし、夕飯はほんのわずかにサンドイッチを食っただけで、本日になり、朝は食えず、まったくもういい年して情けないやら、で、食えないまま、昼時にたまたま、焼きたてのパンを見てしまったのがまたいけなく、ついつい美味そうじゃのお、と購入し、ガツガツ食ってしまって、また腹が痛くなり・・・・夜にハライタがぶり返して、今に至っている。まったくもう食い意地が張っていて、未だに治らない。
 なにゆえにこのように食い意地が張ったまま、子供のような口をしているのだろうと思うのだが、それはそれは長年培った、ある時に食っておこうという、一種、飢餓状態からの防御なのだろうと納得。けれど、情けない。いったいいくつなんだ、おれは、と思うが、まあ、しょうがあるまい。

 「三人姉妹」稽古。初稽古。そしてたぶん関口入りでは、もうしばらくやらなくなるだろう作品の稽古が始まった。と、数人の見学者がいたら、みんなパワーが入ったらしく、元気元気。お陰で、終わってからまたまた弱音。
 しっかし、だ。このトリオは、もう相当なところまで来ている。2ヶ月やっていなくても、まあ、あと2,3回もやれば、充分。そんな風だから、関口でなくなって、橋本になったとしたら、この空気感を作るのに、また相当な年月がかかるだろうと予感させる。たいへんだ、こりゃ、なんである。そりゃそうだ。約100ステージ近くも公演を打ってきているのが「三人姉妹」である。だから、そうそう簡単に橋本に代われるはずはない。だからこそ、橋本は頭が必要なんだが、頭を使う訓練をしてこないために、なかなか大変なんだな、こりゃ。

 それから、特別パパ・タラフマラ、オーディションを行ない、当人と話をし、事務所に行って、「シンデレラ」ビデオ編集を古屋君と見て、最後の詰めを行い、いやはや、ああ、腹が減った、と軽く食ったのだが、するとまた腹痛が起き出し、今日は一日、ハライタ日であった。
 あの山椒とラー油が、今日は一日中祟っている。ウヘッ!だった。

 あ、そうそう、昨日、たまたまタワーレコードへ行ってしまい、フラフラと見ていたら、マイルスのDIGというアルバムが、1100円で売られていたので、買ってしまう。このDIG。昔からLPレコードの時もジャケットに惹かれて買いたくなったのだったが、買わずにいて、たまたま見つけてしまったDIGのジャケット。やっぱり、素敵だ。なんと言ってもマイルスが良い。若きマイルスのスッとした姿に惹かれてのジャケ買い。
 ついでにマルウォルドロンの「マル1」もだ。とは言え、一番購入したかったChicago Underground Trio のアルバムは一枚も出ていない。なんちゅうこっちゃ。僕には全然アバンギャルドには聞こえないのだが、なぜか彼らはアバンギャルドとされてしまっている。どうしてなのか?要はノンジャンルということだ。だがね、マイルスじゃないが、ジャズと言われるのが一番嫌だと言っていたのがマイルスで、音楽は音楽であって、ジャンルなんぞはどうだっていい。だが、そういう耳を持っていない人の方がはるかに多く、だから厄介なのである。頭は実に実に簡単に年をとってしまう。
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by kikh | 2007-04-25 00:21 | 日々の記録
 
4/22 台本
 今日から「トウキョウ⇔ブエノスアイレス書簡」の台本書きを進めることにした。
 全キャストが決定し、スタッフもほぼ決定したので、やっとスタートラインに立てたと言った方が良いだろう。
  
 どうにもこうにも、しかし、雑用が多く、集中できない。電話やメールで思考が途切れる。だから、海外に行ってしまった方がはるかに集中度は増すのであるが、まあ、仕方がない。最終的には、シンガポール公演後に集中して書けばいいのだから。
 それにしても、夏のツアーが決定しない。いや、マニラ、ヘルシンキ、クアラルンプールは決定しているが、オウル、タンペレ(どちらもフィンランド)、そして香港あるいはマカオ、がなかなか確定しない。頭が痛い。時期的にも最も航空運賃の高い時期で、それもまた、頭が痛い。秋の公演もBAM等は決定しているが、次々と動きがあって、あるいはギャラの問題等でなかなか折り合いがつかない。インド公演も確定ではないが、まあ、こちらはほぼ確定するだろう。そんなこんなで、次から次へと情報がもたらされ、橋本や南波を鍛え込まなければならず、なかなか大変である。
 
 台本書きは、いまのうちに、可能な限りはやっておいた方が後々楽である。中川さんにも少しでも早く渡す必要がある。葛西チームにも、である。

 
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by kikh | 2007-04-24 09:45 | アート
 
4/21 中川MTG
 今日、P.A.I.の入所試験が終わってから、作曲家の中川俊郎さんとの打ち合せまで時間があったので、以前から気になっていた中野の音楽喫茶、夜は音楽バーになるのかな、こういう店に行った。JBLとダイアトーンのスピーカーの置かれている喫茶店で、音はすばらしく美しく響いていた。ジャズがメインなのかな、このカフェは。先日、葛西薫さんと、音の話をしながら打ち合せしたことを思い出した。空気の振動が伝わって、音として耳に入ってくるということの大切さ。 音はすばらしく、研ぎ澄まされて、クリアで、優しい音となって伝わってきていたのである。
 音はやっぱり生き物である。どんな音響装置で鳴らすかで、まったく感覚が変わってしまう。 iPodを使うにしてもiPod用のヘッドフォンなどを使っていたら、音は最悪にしか聞こえない。すかすかな音ばかりを耳にし、それが普通の音楽だと思いこんでしまったら、それはなんとも人生の大きな損失である。

 中川さんとのミーティングは、なんとも楽しかった。2時間も無駄話をしていたけれど、相変わらずセンシティブで、かつ、異端で、それが良い。
 結局、「トウキョウ⇔ブエノスアイレス書簡」はカルテットでいくことにした。ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションである。ピアノは中川さんで決まりだが、あとは探さなくてはならない。チェロは外せない。やっぱりコントラバスではない。ピアノはエレクトリックにならざるを得ないかも知れない。資金の問題で、だ。アサヒアートスクエアには、ピアノは置いていないのだという。ガックリ。あるとばかり思いこんでいた。ミス!失敗。
 パーカッションというかドラムスになるが、堀越彰くんという昔、山下洋輔トリオにいて、今は個人で活躍しているドラマー、そう、昔、イストベッドという小川、菅谷で組んでいたバンドでもドラムをやってもらっていた男なのだが、その素晴らしいドラマーの堀越くんが、予定が合えば是非、やりたいと言ってくれている。予定が合えば良いが、それなりに長期にわたるのでどうだろう。中川さんは予定をひとつキャンセルしてくれたそうだ。

 カルテットと舞台が一体となって、と想像しただけで楽しい。生演奏とは、なんとも贅沢だが、25年経っての贅沢なんだから、いいだろう。
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by kikh | 2007-04-24 09:40 | 日々の記録
 
4/20 
 朝、新「三人姉妹」稽古。
 橋本、南波の「三人姉妹」であったが、昨日よりは良くなっている。それはブレスの仕方が少しだけましになっているからだ。ブレスをないがしろにしてはいけない。歌はもちろん、ダンスでもブレスがいかに大切か、である。

 昼過ぎから、P.A.I.の講師ミーティングがあり、終わり次第、懇親会となった。これで、P.A.I.も昨年度は打ち止めとなる。P.A.I.からは新しくパパ・タラフマラには二人入ることになった。
 その二人と終わってすぐに、話。みんな、生活不安を抱えている。
 そりゃそうだ。なかなか舞台をやって生活するのは難しいと思う。しかし、逆に思うにはだんだん、最近難しくなってきているとも言える。特に男性は難しい。男はやっぱり社会化されやすく、どういう時代であるか、ということに大きく影響される。昔は、だから、ある程度は、好きにできた社会であった。それが許された社会であった。今は、フリーターなんて言ってはいるけれど、どうも自分自身が選択しているようには見えない。いつの間にかそうなってしまった。堪え性がなくてそうなってしまった・・・・等々、結局、心の弱さによってそんな風に追い詰められた人たちも少なくはないように感じる。そういう意味では昔のフリーターは自分でずいぶんと選択できたのである。これは大きな違いだ。

 今日も喋りっぱなしだったため、脳が疲れている。
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by kikh | 2007-04-21 02:00 | 日々の記録
 
4/19 橋本の三人姉妹
 朝、多摩美術大学の授業。
 今年の学生はどうなんだろう?と思いつつ。
 しかし、今年は珍しく多数の質問が出た。ほとんど毎年、質問など出ないのが慣例である。そして、即刻、「僕の青空」見て、衝撃を受けたという女子学生や、男子学生で、パパ・タラフマラを手伝いたいというのが出てきて、なんとなく幸先良い気分。学生も、このくらいの年だとまだ柔らかくていい。でも、人は簡単に固まっていく。固まらないようにしないといけないのがどんどん固まっていくもんである。

 中野のスタジオに戻って、今は橋本、南波、菊地による「三人姉妹」稽古を見る。
 菊地は手を骨折しているので、まあ、たいしてできないが、橋本は7月からのツアーには関口満紀枝の代わりに行くことになっているので、相当、頑張っている。だが、この「頑張り」は良いわけがなく、やっぱり頑張らないでガンガンやることが大切なんである。力が入りやすい。力は抜くものである。日常をもっともっと変えなければなあ、という深い思いがある。どうも、稽古は稽古の傾向があるのだが、そうではないのだ。日常の延長線上に稽古があるようにしないといけない。そうじゃないととってつけたようなものになっていく。ううん、今日の稽古はまだまだと思わせるものであった。

 「トウキョウ⇔ブエノスアイレス書簡」のチラシ、ポスター打ち合せのため、サンアドへ。
 今日は、葛西さんと伊比さんだけで、安藤さんがいなかった。ううむ。安藤さんがいないというのは、どうも寂しい。なにかの審査員をやっているとかで、今日は出られないと聞いた。
 久しぶりに葛西さんともゆっくり話をしてしまった。2時間近くも話をしていただろうか。身体にまつわる話が多かった。タイポグラフィーも最近はパソコンですべてやってしまって、つまり、それはパソコンという箱の中だけで出来上がっていく世界に慣れすぎている、自分の手で描くという作業がいかに大切か、という話、問題提起をしていたけれど、まったくその通りだと思うのである。身体は使う必要がある。身体を使わず、脳だけですべてを行なおうとしても無理が生じる。一時的に面白いものもできるだろう。しかし、脳はカラダに直結する。手は脳に直結する。足は脳に直結する。脳だけを鍛え込んでも人はダメなのである。
 しばらくぶりに楽しい時間を過ごした。

 
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by kikh | 2007-04-21 01:51 | 日々の記録
 
4/16 下田→横浜
 今日は朝起きるとどんよりと暗い。部屋の窓から海が見えるが、これはさらにその重さを増加させる。波の音がザザッと聞こえ、風が木々を揺らす音が耳について眼を覚ました。ここは漁師の宿だったな、と思いだし、宿と同じ名前の小さな漁船が同じく小さな港に舫であるのを見たことを思い出した。
 外は朝だというのに暗い。海を見ると、重く、寒々としていて、とても春の海には見えない。外に出てみると寒い。本当に寒くて、震えながら歩いていったが、歩くと少しずつ温まってくる。さて、どうしたものか?どうも気分が重苦しいせいか、「トウキョウ⇔ブエノスアイレス書簡」をまとめようと思っているのに、なかなか進まない。

 ひとつにはパパ・タラフマラの制作サイドへの指示がいろいろとあって、これは私が一番の年長者だから仕方がないこともあるけれど、そういうことをすべてやってもらえると、とっても助かるのである。なかなか集中できない。これが海外にまで行ってしまうと、連絡が取れなくなるから、楽なのである、僕にとっては。

 とにかく寂しい風景を感じ取り、ほとんど人のいない浜辺をずっと歩いていく。2時間も歩き、そこで雨が降り出したのでバスをつかまえる。下田駅行きのバスに乗る。天気予報では今日は雨だったな、と思い出し、雨が降り続くのだろうなあ、今日は、と思ったら、この寂しい海の側にいるのはなんともやりきれなくなってきて、温泉地か、思い切って横浜まで戻ってしまうか?さあて、どうしよう、とマクドナルドへ(マックでは無線ランが繋がるのでついつい利用してしまうのだ)。ネットに繋ぎ、どうするか、ネットで宿泊先を見る。たまに電話での問い合わせをしてみるが、ひとりだと実に冷たい、あるいは一気に高くなるのが、日本のホテルや旅館である。熱海か湯河原か、熱川か、その辺の旅館にでも行こうと思っていたが、いやはやひとりだとびっくりするくらい高くなってしまう。こりゃダメだと見ていたら、横浜のホテルが20000円の部屋を今日割引ということで6300円にまで落ちている。そこで横浜に戻る。
 チェックインして部屋に入ってみると、ううむ、こりゃあ20000円ではとても泊らないだろう、せいぜい10000円じゃあねえ、と言いたくなったが、それでも6000円は安い。ベッドがすごく気持ち良い。

 しかし、雨である。どこへ行く気もしない。そのうち腹が痛くなってきた。まったくなんちゅうこっちゃ。なんにもできず、なんで横浜で腹を抱えていなきゃいかんのだ、とうんざりしてきたが、まあ、しょうがない。こんな日もあるさ、と諦めた。
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by kikh | 2007-04-17 20:45 | 日々の記録
 
4/15 下田
 アイデアをまとめようと伊豆の下田にやってきた。下田は、大昔、そう僕が高校生の頃、はじめてひとりで旅をしてやってきたところで、ここの民宿に泊ったことを思い出し、それがとってもいい印象として残っていたので、突然懐かしくなった。

 しばらくぶりにやって来てみると、時期も天候も、とにかく寂しい。民宿に泊ると誰も他にいない。そして民宿を経営している人々がほとんど顔を合わせようとさえしない。顔はここの女将というか、おっかさんと少し顔を合わせただけで、それも一瞬。どうぞこの部屋です、と案内され、次は夕食時に、盆に持ってやってきて、どうぞ、と言っただけで、消え去る。これだけだ。飯はうまかった。金目鯛も唐揚げも実に美味で、これで5000円かよ、とビックリしたけれど、あの愛想のなさには正直驚いたんである。ここは日本?中国ならばよく分かる。しかし、日本でここまで素っ気なくされると、まるで商売のことなど考えていない気分が伝わってきて、しんどくなる。

 夕方のわずかばかりの時間、海は僕をホッとさせた。しかし、瞬く間に、暗い海が目の前に広がっていくと、気持ちいいどころか、どんよりと気分が落ちてしまうのを感じていた。最初は二泊はしようと思って予約しようとした宿だが、とりあえず一泊と思い直し、一泊しか予約しなくて良かった、と安堵。ふらりふらりと歩くと気持ちの良い場所もあった。だから、決して悪いわけではないが、ほとんど出歩いても人の気配なく、夕方になって電灯は灯らず、不思議なスッカラカンの街にやってきてしまったかのような、取り残された感覚だけが残っていた。

 だが、このスッカラカンの印象は決して悪くはない。つげ義春を思い出し、あの頃のガロ漫画の抽象とも具象ともつかぬ不可思議さの中にすっぽりと入り込んだような印象があった。
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by kikh | 2007-04-16 23:10 | 日々の記録
 
喋り続け
 朝、会議。
 昼から研究生全員と面談。
 終わってから、ひとりの研究生と話し。すべて終了したのが、20時20分であった。いやあ、疲れた。ずっと喋りっぱなし。
 研究生と話をしていると、どうも面白い。というか、よく分からない事象に付きあたる。
 とにかく頭使いすぎ疲れである。
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by kikh | 2007-04-15 01:01 | 日々の記録
 
4/12 卒業公演
 P.A.I.の卒業公演日。
 毎年のことではあるが、力を出し切る姿は素敵である。この一瞬に向けて1年間、やってきている。それがズンズンと響いてくる。すると、しんどかった一年が昇華されるような感覚に陥るのだろうと思う。

 僕自身も毎年のP.A.I.の決算として作品作りをする。学校として最も大切なのは、いろいろなことがある、というよりも最後の決算こそだろうと思うのである。最後はすべてとなる。そのすべてに向けて、何をするかが問われる。
 「ヒョッコ」は、ゲネプロのあとで数カ所変更した。この変更でずいぶん良くなった。

 本番も、かなり面白いものになったと自負している。まあ、こういう作品は彼らを完全に中心に据えて作るわけだから、面白くなくては困るわけだ。
 確かに研究生で制作しているが、舞台の装置等は非常に簡素にしかできないが、僕もかなり真剣に作っている。
 みなさんには、研究生の公演だと思ってバカにするなかれ、是非とも足を運んでいただきたいと言いたいのです。と言ってもおわっちまったけれど。
 こういう公演は種撒きである。僕自身が新しい考えを打ち出すのに非常に有効に作用する。だから、絶対に面白くするし、楽しい輝きに溢れているのである。

 「春祭」も、2/3の生徒が一年前にはまったく踊れなかったことを考えるならば、ずいぶん大きな変化があったし、下手だが、それなりに見れるものになっていたと思う。もちろんダンサーから見たら、なってないということになるのだろう。けれど、意外にそうでもなく、変なダンスよりははるかに良いと思ってしまうが、どうだろう。
 
 個人作品に関しては、ううむ、まだまだだなあ、というのが正直なところ。2月に発表会でやったものは、この公演のワークインプログレスであったはず。しかし、それがまったく消えてなくなり、1から全員作っていたようだ。だから、時間がない、体力が厳しい・・・・等々、問題を引き起こすことになる。なんで新作ばかり作りたがるのか?段階的に作っていくという概念も極めて重要なのけれど。結局、大きな空間負けしているのである。使い切れていない。照明の関根さんによってずいぶん救われているが、しかし、あまり若いときから照明を頼ってはいけないと私は思うのである。照明の効果は劇的だが、照明は補助と考えるべきと思う。彼らにとっては、だ。
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by kikh | 2007-04-15 00:04 | 舞台


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