★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
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葛西さんとのコラボ
 先日、サンアドの葛西さん、安藤さん、伊比さん、当方から私と山本での宣伝会議。
 今回は葛西さん自身が、イメージ写真を気に入ってくれているということで、それをメインにしたデザインとなることに決定した。
 嬉しいなあ。
 演出的なことに関して言えば、良くて当たり前だし、そうでなくては困るけれど、写真などはまだまだ褒められれば嬉しい。
 それは言い換えれば、まだまだ素人だということだろう。でも素人感覚というのは半ば重要で、自分でオモシロがれないと舞台だって面白くはならない。変に玄人ぶっても、ダメなんだ。
 葛西さん、相変わらず手書きのレタリング。今時珍しい、なんだが、手書きの良さはそこかしこに出る。
 初の葛西さんとのコラボになりそうだ。
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by kikh | 2008-05-30 08:24 | うひょひょ!
 
5/29 休みなし
 休みなし状態がずっと続いている。
 この言い方は変か。休みがあっても休まないだけだから自分で欲していると言えなくもない。
 酒でも飲んでウダウダ過ごせばいいのだが、なかなかそういうわけにもいかず、じゃあ忙しいのかと言われるとそうでもない、と思う。気ぜわしいだけなのではないかな。
 効率化を計ればいいだけであるから、いいのだが、なんせ考えなくてはならないことが多く、休みと思っても脳が勝手に働くので休めない。ならば休まなければいいじゃないか?というだけのことだ。
 しかし、問題があって、一日中、頭を使っていると神経が緊張しているから、身体はその神経によって休まらない。身体に緊張感が残っている。運動するのが一番いい。そう、運動!であるが、なかなかしんどいなあと言う思いが先に立ってしまう。運動をし出すと、気持ちがよくなるのは明白なのに、腰が重い。ならば、風呂で、となるが、風呂だってボクはとてもじゃないが一時間も入っていられない。女性には一時間以上は毎日入ってます、なんて人がいるからつくづくスゴイと思ってしまうが、いったい風呂場で何をしているのだろう。ボクは面倒なのでたまにしか洗わない。そもそも皮膚を石鹸で毎日毎日、ゴシゴシと洗い続けるのがいいとはとても思えない。石鹸で洗うのは一週間に一回程度でいいのだ、という持論がある。毎日のように風呂に入っていれば、垢なんてそんなに溜まるもんじゃない。溜まったっていいじゃないか、という思いもある。

 テレビを付けたら、どこにどの程度の菌がいるか、清潔、不潔とやっていたが、しかし、こんなことはしないで欲しいものだ。多少の菌がいて当たり前で、それに慣れる身体を作る方がよほど重要であろう。無菌状態を欲すれば欲するほど、人の抵抗力は落ちるのだから、菌ともうまく付き合うことこそが肝心だ。

 つくづく人間とは難しい生き物だと思う。
 人との付き合いは、ウンザリさせられることが8割を占める。感情の生き物だから仕方がない。だからこそ、嫉妬も愛情も深いのだろう。新聞で、ある学者が人は愛情も他の動物に比べて深いのだ、と言っていたのを読み、なるほど、そうかもなあ、だからこそ、憎しみも深いのだろうし、憎しみが生じると、そこにはなぜ生じ、なぜそれが発展したか、という意識が消えて、単なる感情体になってしまうのだろうと感じる。そして本来、言語できちんと面と向かってやり合えば、すぐに解決することでも、直接対決は避けたがる。その結果、ますますあらぬ方向へ向かっていく。
 ただ、戦うのは無駄なエネルギーを使うことだ、と思わない方がマズイと思う。誤解から生じるつまらない戦いが多いのだ。
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by kikh | 2008-05-30 07:42 | 日々の記録
 
5/25 ワークショップ発表
 いやあ、本当に大変だった。

 本日はワークショップ発表日であるが、完全にやったことのない学生がほとんどのワークショップというのがこんなにキツイものとは思ってもいなかった。動いたことも声を出したこともないのがたった2日間と数時間で、35分の舞台に乗っているのだから、それはそれは尋常ではない。
 正直に言えば、やっと入り口に立ったなあという感じであった。だから、まだまだ立っているという緊張感が伝わってくるばかりであったけれど、そうは言っても、ずいぶん変わった、みんな。面白さの入り口に立って、少しは理解できたと思うのだ。
 客は80人くらいは来ていたのではないか?当然、緊張する。音響もラジカセ二台をミキサーに繋げているのだが、操作しにくいったらありゃしない。

 終わってからほとんど呆けた。数時間呆けた後に、森と参加者のひとりと、せっかくだからと飲みに出た。
 やっぱり金沢の魚はうまい。学生連中はすぐにカレーだのマクドナルドだの、インドネシア料理だのと言ってくるが、そんなところで金沢美大の面々は打ち上げをやっているのか!!そりゃあ違うだろう。金がなくてもやっぱりシズル感のあるものを食う習慣を身につけた方がいいと思うのである。

 食い物は力になる。根幹を維持するエネルギーを蓄える。やっぱり地のモノはうまいのだ。
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by kikh | 2008-05-28 01:39 | 日々の記録
 
5/23,24
 23日、怒濤の勢いでのワークショップが開始。
 朝から夜まで、こなしていくが、なかなか大変。
 ほとんどの人がまるっきり経験がないのだから、大変でも当然か。そう言えば、最近はまったくの素人の方を相手にしたことが少なかったことを思い出した。
 経験値の高い人たちが多かったのだ。だから、ああ、そうこういう基本的なことが・・・・でもできるはずがなくて当然なのだな。
 ウワッと。明日にはもう本番である。マズイ!!

 本日、夕食というか夜食で飲み屋で飯を食う。魚がうまいと聞いていたので、食ってみると最高だった。金沢の魚は本当にうまい。うまいうまいとパクパク食う。そして温泉が楽しみ。
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by kikh | 2008-05-25 07:42 | 日々の記録
 
5/22 金沢入り
 5/21、ミーティングをこなす。
 5/22、朝、東京⇒夕方、金沢入り。そのまま金沢美術工芸大学へ行き、WSを開始する。
 まだ何にも分からない。参加者たちとはどの程度、遊べるかだ。

 終わって、ホテルにチェックインする。安ホテルなのだが、温泉が付いている。露天風呂もサウナもあって、こりゃあ良いと上機嫌。
 風呂に入ってのち、金沢の街を森君と歩き、打ち合せを兼ねて一杯やるが、まだ何が金沢らしいかのまったく分からない。夜の街の風景は小さな東京と言う感じでまだちょいとつまらない。
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by kikh | 2008-05-23 08:55 | 日々の記録
 
5/19~20 東京
 19日朝に、ダブリンを出て、アムステルダムでトランジット。
 成田近辺には翌日20日の9時頃には来ていたが、嵐とのことで降りられず、空中での待機。
 なんとか10時過ぎに着陸するが、スゴイ揺れで、いやあ冷や冷やした。
 戻りは13時。

 それから少しウツラウツラし、夕方に家を出て、会議。
 最終で戻ってくる。
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by kikh | 2008-05-21 01:22 |
 
5/18 JBイェーツ
 ダブリンの物価高は驚く程だ。
 ウィーンに比べても一段と高い。昨日、泊ったホテルが99ユーロ。土曜日だと高くなるらしい。99ユーロって、今、換金率が1ユーロ、167.8円程度になってしまっていて、すると16,700円くらいである。で、見合ったホテルなら良いが、実に凄いオンボロホテル。5階に泊っていたけれど、5階にもかかわらずエレベーターもない。朝飯は付かない。ベッドはヘタリ、絨毯はテロテロに色あせ、もちろんバスタブなど付いていない。道路に面しているので、ウルサイし、車が通れば振動が起きる。どう見ても1つ星か、2つ星マイナスくらいのホテルである。
 ところが、ここを押えた制作に聞けば、他はどれも150ユーロ以上だという。25,000円を超えるのである。一泊25,000円?NYCのホテルは高いと思っていたが、それでもNYCには安めのホテルだってあるのだ。それがここ、ダブリン。どう見たって、庶民はさほど豊かには見えない。センスもはっきり言って田舎くさい。なにゆえにダブリン、アイルランドはこんな物価高に見舞われているのか?不思議を通り越し、なにか意図があってのことだろうと思えてくる。たとえば、労働者を諸外国から招きたいとか。

 夕方、キャサリンと面会。なかなか素敵な笑顔を持ったとても感じの良い人だった。楽しみである。
 それからフラフラと歩き、リバーダンスを見たり、ライブ音楽を聴いたりしたが、ある一軒のパブに入ると、そこはまるで歌声喫茶のようで、演奏家の歌に合わせてみんなで合唱している。こういう光景は日本ではとんと見かけなくなった。歌が好きで、歌を大きな声で歌い、ひとつの心を作れるのはやっぱり素敵だと思う。

 結構、酔っぱらいつつ、写真を撮る。それをあとで見ると、そうだ、今日、ナショナルギャラリーに行ってJohn B イェーツという画家の画のようになっている。知らなかったのだ。この画家。でも、素晴らしい。すべてが色彩の中に埋没し、色彩の中に浮き立ち、そして溶けていくような印象がある。
 ついつい重いのを承知で、分厚い画集を買ってしまった。
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by kikh | 2008-05-21 01:19 |
 
5/17 ウィーン→ダブリン Katherine
 朝、シュテファン寺院を見に行き、そしてすぐにチェックアウト。
 ウィーン空港からダブリンへ戻る。ダブリン着、15時。かなり疲れている。
 飯を食い、うとうとして17時。ぼちぼちという感じで、キャサリンの公演を見に行く。
 キャサリンは次回の「ガリバー&スウィフト」に予定しているアイリッシュのダンサーである。キャサリンに会うのも大きな目的のひとつであった。
 舞台は踊ったことはないであろうジイサン、バアサンが7人。男女2人ずつのダンサーが総計4人。コンビネーションが面白い。客は全然入っていず、知り合いばかりという感じであるが、なかなか楽しい。踊り自体はコンタクトを中心とし、いかにもダンサーが作る作品という感じで、決して動きに無理がない。面白いがその破綻のなさがいまいちつまらないとも言える。けれど、キャサリンはいいダンサーだった。
 今日は挨拶だけして、明日、会って話をすることにする。

 ぶらぶらとホテルまで歩くが、今日はエラク寒い。
 前回来たときの暑さが嘘のようだ。
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by kikh | 2008-05-18 19:57 |
 
5/16 リンツ→ウィーン
 朝に、リンツの文化首都の文化部門ディレクター&アシスタントと面会。
 来年のことで必要があって来たわけだが、このディレクターはまったく暇なく喋り続けて、その隙間にジョーク、挨拶、いろいろなものを交えつつ、話はガンガン進展しているように思えるも、進展がないようにも思える。でも、そんなものであり、いろいろなことを可能にさせるかなあ、と思えるから、これで良い。
 リンツはキレイな街だと思っていたが、実は少し離れると工場街で、多くの工場があり、昔は兵器産業、そして現在は鉄工業で栄えていると言う。それだけに興味を深く示していたのは、人形やロボットや人型のさまざまなテクノロジーを使ったモノで、これが面白かった。
 ウィーンのヨーロッパでも最大級のフェスのディレクターを紹介してくれ、即、会え、とウィーン行きを進められ、もちろんぼく自身も昨日はもう一日、リンツに滞在しようとしていたが、夜が明けると、疲れが取れて、今日はウィーンだと言う気になっていたのだったのだからちょうどよい。ウィーンでのホテルの世話から、細かな地図から、なにからかにまで手配をしてくれる。そのスピードがともかく早い。非常に小気味よく進んでいく。
 つくづく世界は狭いと思う。みんな、知り合いだ。けれど、その狭い世界に入り込むには大きな壁がある。それが世界は狭いけれど、巨大な壁に阻まれるという感覚に陥る。

 大急ぎで、列車に乗る。と、驚いたのは車内のすべての座席にパソコンを繋げられるように、コンセントが付いているではないか。驚きだった。同じく驚きは、途中駅で、オレの前に座ったお姉ちゃん。座席を2つ、まるまる使って横になって寝だしたのである。乗客が来てもお構いなし。まったく構う気配を示さない。

 ウィーン入りし、すぐにIMPULS TANZ事務所に行く。
 ディレクターはもうすでにパパ・タラフマラのビデオを見ているし、知っていて、歓迎してくれ、「非常に美しい舞台だ」と言っている。具体的な話になったが、突然、行って、突然、決まるモノでもない。本当に狭い世界。

 それから王宮を見たり、ザッハトルテを食ったりしたが、まあ、ウィーンの方がまだ、ダブリンより物価は安い。ダブリンではラーメン一杯が17ユーロもする。17ユーロってのはほぼ2800円強である。ラーメンが2800円!!!!!驚き桃の木だ。

 ホテルは西駅のすぐ前にあって、このホテルは非常に良い。リンツのディレクターの紹介だから、と言っていたから、良いところを取ってくれたのだろう。それでいて、値段は他と変わらない。古い建物。そう今回はゴールウェイを除けば、どこも古い建物だ。だが、ここは格別古く感じる、匂いが染みつき、スゴク良い感触を持っている。
 ゆったりゆったり時間が流れている感じだ。

 夕飯にチャイニーズレストランに行く。ゲゲッ!!!こんなに多いのか。と驚いたが、あまりのうまさに全部平らげてしまった。やっぱりうまい。チャイニーズ。一気に元気になった。ヨーロッパの食事にはいつも来る度に同じことを言っているが、すぐにウンザリしてくる。食はやっぱりアジアだ。
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by kikh | 2008-05-18 19:55 |
 
5/15 ダブリン→リンツ
 朝、4時40分に起き、チェックアウトし、7:20発ウィーン行きの飛行機に乗る。
 ウィーン着、11時40分。そうかオーストリアはドイツっぽいなあと感じていると(ボクは初オーストリアである)、確かになにか不愉快な感じがある。
 昔々、ドイツでは何度か喧嘩したことがあり、しばしば不愉快な思いをする。それは差別なのかどうか、はっきりしなかったけれど、非常にブッキラボウで、なんか無性に腹が立ったのである。未だに郵便局の姉ちゃんの顔が思い浮かぶ。あいつは、まったく顔を見ずに、オレの話に対応し、仕舞いにそんなことはここではできないと言い放った。まあ、いいや、細かい話は止めよう。
 オーストリアのウィーン空港のインフォメーションセンターに行くと誰もいない。待っていると帰ってきたので、話しかけようとするとブスッと奥に引っ込んでしまう。再び出てきたので、いろいろと聞くが、最小限のことしか答えず、役に立たない。ここまでいい加減な玄関口で良いのか?オーストリア!!である。オーストリアはまず第一歩から悪印象で始まった。

 じりりりりりり・・・とまあ、でっかい音を立て、鼻をかむ若き乙女よ。ウィーンの西駅から列車に乗ってリンツへ向かうが、その途中で、まあ、まるで恥じらいなく、モノスゴイ音、びりびりする音。その音が延々と響き、それを止めない乙女。まあ大学生くらいだろう。それからこいつらはみんな、携帯電話でデカイ声でずっと話し続ける。マナーがない。というより、携帯で車内でデカイ声で話をしてもマナー違反とは思われていないのかもしれない。マナーというのは地域差があるものだ。

 そうして、リンツに降り立つ。
 途端に印象がよくなる。
 リンツは非常にこじんまりした都市で、18万人しかいないが、オーストリア第三の都市だという。もちろん第一はウィーンで、次がどこだ、と調べてみるとグラーツ。そしてリンツだ。ザルツブルグとかは14万人しかいない。第二のグラーツにしても22万だから、ウィーンだけが極端にでかいのだろうが、人口がどのくらいかは分からない。
 リンツ。こじんまりとした良いところだ。ホテルもまた、ちょっと工事中でウルサイのが難点だが、でも、昼間だけだろう。なんとか、17日の早朝にここを発って、ウィーンには立ち寄らずにノンビリしたい気分だ。なにもウィーンに行く必要はどこにもない。どこだって、結局、大都市は一緒なのだ。
 インターネットカフェにはいると、安いばかりか、スゴク親切。だけど、英語は本当に通じない。インフォメーションセンターでも英語は怪しい。
 この街は、地方都市の良さを残している。たぶん観光客もさほど多くはないのではないか。ボクの好きなブルックナーがオルガン奏者として過ごした街でもある。やはり大都市は面白くはない。騒々しく、そして、同じ匂い。中小都市に行って、はじめて街の、そして国の面白さが分かるというものだ。
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by kikh | 2008-05-18 19:52 |


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