★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
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7/24 帰国、サンアド、トラフ
 朝4時起床。4時半にホテルを出て、空港着5時20分。6時50分バンコク発→15時 成田着。一度、大急ぎで自宅に戻り、荷物を置き、サンアドに直行。葛西、安藤、伊比チームと打ち合わせ。安藤さんのコピー、相変わらずフニャフニャしていて楽しい。葛西デザインはまだいろいろと変わっていくだろう。その楽しみがあって、嬉しくなってくる。
 夜20時半からトラフチームと打ち合わせ。終電まで。さて、どうなることやら、とまだ、よく分からないが、わからなさが面白いとも言える。さて、本当にどうなっていくことやら、だ。戻ってきて、明日から始まる多摩美WSの準備をしているともう2時を回っている。明朝は6時起きである。ああ、しんど。
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by kikh | 2009-07-25 19:04 | 日々の記録
 
7/23 バンコク
 7月22日朝、滞在先からバイクで45キロくらい離れたチェンライにバイクを返却に行く。
 チェンライでコーヒーショップに入るが、ここのコーヒーがビックリするくらいうまかった。タイとコーヒー。どうもピンと来ないが、あるところにはあるもんだ。
 チェンライ→バンコクと飛び、ホテルチェックイン17時半。いつものホテルでホッとする。そうするともうなにもやる気が起きてこない。疲れもドドッと出ている。
 バンコクもどんどん変わっている。やはりキレイになっているのだ。それから、人の顔つきも変わりつつある。物価も上がりつつある。

 23日。朝6時起きで、延々と仕事。午後になってボチボチ、腹も減ってきたので外に出る。バンコクを歩く。ウーム。やっぱり都会で疲れる。都会の喧噪は、チェンライの山奥にいたりすると、シンドイ。そして皆、がっついてはいないが、活き活きしている。ああ、やっぱりなんのかんの言って疲労しているなあと感じる。でも、どうしても歩いて、実地検分してしまう。
 昨日のメシヤも美味かったが、今日の飯も昼、夜ともに美味かった。でもタイ料理ではなく、イタリアンと中華。タイ料理はチェンライで山ほど食っているので、いいやって感じ。
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by kikh | 2009-07-25 19:00 | 日々の記録
 
7/21 国境
 朝、一通り読み直し、少し書きなおす。かなりキチッと書けていると思う。一番大きな問題はこれをちゃんと上演台本化できるかどうか、である。もちろん上演台本として書いているのだから、上演できるはずなんだが、いかんせん、資金面が苦しい。
 と、次々とパパメンバーからの感想メールが来る。強烈なパンチを見舞われたように感じた面々が多いみたいだ。

 午後になって、すぐチェンセーンに行く。だいたい45キロくらいか。そこからゴールデントライアングルに行き、タイとミャンマーとラオスの交点をみる。これは人為的国境と地理的要件を考えるに非常に認識しやすい場所である。メコン川の細い部分を隔てて、すぐそこがミャンマーであり、その向こう側がラオス。向こう側と言っても、30メートル~50メートルくらいしかないのではないか。タイでは、ここが観光地だ。しかし、ミャンマーもラオスもまるっきり観光地化している気配はない。その方が自然である。自然の地形をみる分にはここの一体なにが特殊なのか、まるっきり分からない。あくまでも人が引いたラインである。37度線やベルリンの壁や、まあ、世界中至るところにある境界線はそうやってできているのだが・・・。こうして人為的に作られた国境というもので、実は生活環境から言葉から政治体制から、全然、違うモノになってしまう。すぐ目の前のそこがアウンサンスーチーが軟禁されている国か、と思うだけでも、そのメコンは強烈であった。
それから、阿片ミュージアムへ行って阿片のことを少し勉強する。ゴールデントライアングルはケシ栽培地帯だったのである。

 その後、90キロ飛ばして、山奥へ奥へと移動し、メーサロンに行く。メーサロンにはなにがなんでも行ってみたいと思わせるものがあったからだ。それは前も書いたが中国国民党の一派が、共産党に負けて、多くは台湾に逃げ、雲南省にいた国民党の一派は行くに行けず、ミャンマーに、そしてタイに逃げ込み、1980年代まで武装していたという。メーサロンへ入ると、もうまるっきりそんな匂いはない。武装解除して20年以上も経つと、そうなのか、と思う。しかし、ここにいるのはほとんど中国人だという。あるお茶屋さんに入るとそこの女将が日本語で話しかけてきた。聞けば25年前、池袋で1年半ほど日本語の勉強をしていたという。25年前というと武装解除前か?もう日本語は忘れた、と言っていたが・・・あまり根掘り葉掘り聞くのもイヤだったので、聞かなかったけれど、本当に中国の村だった。メーサロンの国民党一派についてのミュージアムがあったので、入ってみる。訓練の様子などがなまなましく写真に残り、タイ政府との取引で、国籍を得る替わりに武装解除に応じる様子などが飾られていた。

 と、そのとき、雨が降り出したのだ。山奥まで来てしまっていて、こりゃあヤバイ、さてどうすんべえ、と。ペロペロの雨合羽を買い、先ほどのお茶屋に戻って、ビニール袋を何枚ももらって、足を防水化して、仕方なく40キロの山道を下った。しばらくぶりのどしゃ降り、ザアザア降りの中のバイクライディング。気分は最悪でありつつ、最高でもあった。妙に上気していた。メーサロンもまた、ミャンマー国境地帯である。ここで今は茶を生産して彼らは生きているのである。そこら中、漢字ばかり。そして中国系の顔ばかり。一方、中国本土では、ウイグル人たちが殺されている事実も今、あって、人間の愚かしさを強く感じてしまった一日ではあった。
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by kikh | 2009-07-22 20:59 | 日々の記録
 
場所
 こういう場所にいると、モノを書くスピードも、イメージの湧き方も、集中する度合いもまったく違うので、驚くほどである。
 都会は、仕事をする上では便利だが、考えたり、書いたり、まとめたり・・・・すなわち集約型の思考をしなければならないときは全然ダメである。制作的拡散型、同時多発型の思考をするには非常に便利で良いのであるが。
 最近は書くときは海外に出てしまうことが多いのだけれど、ビックリするくらい明確にスイッチが入る。環境は非常に重要で、あまり人の多いところでなく、海よりも山の方がよく、ジッと山を見ていられる場所の方がボクにはとてもよいようである。
 とにかくこういうところに来ると人と話をしたくない。まったく喋りたくないのである。言葉は書き物だけに向かうようにしたいのである。
 その割にインターネットなんてのが大手を振るようになってしまっているので、ネットまで知らぬ振りはできぬ。これが一番大きな問題だ。ネットとは適度に付き合うしかないだろう。
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by kikh | 2009-07-21 11:14 |
 
7/20 第一稿上がり
 今日は朝7時から書いていた台本が途中で糞詰まりのようになってしまい、ダメだこりゃとばかりに、バイクを借りて、メーサロンに行こうとした。メーサロンとは中国国民党の残党が逃げ込んだところだ。ところが、どこかさっぱり分からない。道行く人に聞いても全然通じない。メーファロンというところがピッタリと当てはまると思って行ったところ、まるっきり中国のチの字もない。

 諦めて、メーサイに行く。メーサイはちょうどミャンマーとのイミグレがあるところである。だからその向こうはミャンマーというのに行けない。なぜなら、バイクを借りるに当たって、パスポートを預けてしまったからだ。この慣習、本当はなんとかならんもんかと思う。パスポートを預けなければ貸さないのだから仕方がないのだが、パスポートはボクの身分証明である。

 一日中、雨が降りそうな降らなさそうな、そんな天気。バイクを借りたは良いが、さて明日、明後日と雨は降らないでいるだろうか?

 夕方に戻ってきてから、一気に台本を仕上げる。いちおう、第一稿を書き上げたのでホッとする。
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by kikh | 2009-07-20 23:06 | 日々の記録
 
台本
 台本は妙な方向へどんどん入り込んで行っている。これが楽しい。予定通りにいくとまたつまらない。予想を外れて、あれれ?あれれ?という方向に行くと楽しい。勝手にイメージに連れて行かれるような感触がある。

 昨夜、オレの部屋の外でごそごそと音がすると思い、扉を開けたら、猫がネズミを加えて、異様な目つきで立っている。身構えて、オレを見る。猫がネズミを咥えているという光景を見たのは、大昔だったような気がする。当たり前と言えば当たり前だが、猫がネズミを咥えるという事実に、ホッとするというか、ギョッとするというか、さまざまな感情が入り込んでしまった。
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by kikh | 2009-07-20 10:22 | 日々の記録
 
習う
 ドラゴンクエストの新しいものの売れ行きがスゴイらしい。
 いい大人が、こういう人に作ってもらったゲームに熱中しているさまは、まったく子ども化しているとしか言いようがない。子どももまた自分で工夫して遊ぶのではなく、与えられたモノでしか、遊べないから情けない。だからかもしれないが、最近、いろいろと教えていて「習っていないからできない」と平気で言う人たちが実に多い。「習う」ということが習性になってしまっているのだ。習うことを嫌ってきたボクとしては、あまり偉そうなことは言えないが、しかし、習うことの良さと拙さのバランスが非常に悪くなっているように感じてしまう。出来合いのモノに対する疑いがない。出来合いのものがつまらないとは思っていないのだ。
 ボクは本当に子どもの頃、授業が嫌いだった。詰まらないというのが最も大きな原因だった。なぜなら教科書に書いてあることをなぞられても意味がないとガキのくせに思っていたからだ。だが、本当にそうだと思う。だから、ボクが授業を行なうときには、できる限りひとりひとりが何を考え、何をしたいかを重要視する。クリエイティビティを・・・ではなくて、それ以上に、自分自身で考える訓練をして欲しいと思うからである。ところが、みんな考えない。さらに言えば、当たり前のコミュニケーションが図れない。
 こういうことのいらつきが常日頃からある。日常的に、思考することの訓練と語ることの訓練ができていないのである。教わる訓練なら山ほど積んでいる。そういう教わり慣れている人間が一番、役人になっているのだから、日本はダメになるはずだ。簡単に言えば、前例がない場合は前例を作っていく、前例となっていけば良いだけだが、そういう発想がない。だから、役人たちは実につまらない発想しかできない。問題が起きなければ良いという後ろ向きの発想しかできやしない。

 ここはタイだが、やはり中国国民党の残党が逃げ延びたところの近くだからだろうか、中国系の顔が多い。バイクで移動しようと思っているが、しかし、あるところからはふんだくろうという発想からか、異常なほど、付帯するものが高い。バイク代は安いがデリバリーが異常に高い。一日分の料金の4倍もする。
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by kikh | 2009-07-19 11:45 | うひょひょ!
 
7/18 これはなに?
 頭の中をグルグルといろいろなイメージが渦巻いているような感じ。
 どうにもこれは何であるのか?どこに収束するか分からない、と言う感じで、次々とイメージだけがわいてくる。しかし、これらの相当数をそぎ落とす必要があるわけで、全部を使っていたらグチャグチャになってしまう。
 イメージとは何であろうか?脈絡はほとんどないようで、実はあるのだ。一種の連想ゲームに近い。
 そう言えば学生の頃、ロールシャッハテストをやらされたことがある。これは対象形の染みのような図像を見て、何を連想するか、というテストなのだが、ボクは次々とイメージが出てきて、その結果、あまりに多く出過ぎだということで、判断のしようがないと言われたことがあった。収拾がつかない。いや、収拾はつくのである。
 イメージの連鎖とは、どこへ飛んでいくか分からない面白さがある。ボクの場合、まずいのは、人と話をしているときでも勝手に飛んでいることがある。勝手に話が進んでいることもある。その場合、まったく自分の世界に入り込んでいるので、人の話など聞いていない。だから後々まずくなることがあるのである。
 
 今日も、もう少し進めたかったが、どうもウウムである。
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by kikh | 2009-07-18 21:42 | 日々の記録
 
sleeping
 昨夜、10時間も寝た。異様なほど、ゆったりする。10時間も寝られたことは、ほとんどない。通常、6時間寝れば目が覚めてしまう。夜9時にどうしようもないほどの眠りが襲ってきたこともなければ、そのまま朝7時まで寝たなんてこともない。なんだろう、これは。身のまわりには自然の産物ばっかりだからか。それにしてもスッキリした。寝るとはこういうことか、となんとなく感じている。台本を書こうと思っていたが、それどころではなかった。何にも考えられない。前回の「スウォードフィッシュトロンボーン」から特に感じるのだが、書き物は朝の方がずっと良い。回転が間違いなく速い。眠い中でやっても、全然進まない。
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by kikh | 2009-07-18 10:34 | 日々の記録
 
7/17 ただただ
 ただただ籠もりっぱなし。

 ほとんど部屋の外に出ていない。うまく行っているかと言えば、まだ全然ダメ。やっと昔書いたものからの呪縛がほどけて来たかな、と言う感じ。
 いろいろな実験をしたいと考えている。やったことないことをやりたいと切に願いつつ、書いている。

 夕方から延々と雨。雷雨。

 昼間は実に暑い。夜は涼しくなる。たぶん、湿度のせいだ。湿度が相当高いと思う。ゴールデントライアングルまで近いはずなので、バイクを借りて行ってみたい。中国国民党の残党たちが打ち立てた街も近い。ここはタイだが、この街は全体が中国だという。さて、いつ行けるか?
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by kikh | 2009-07-17 21:29 | 日々の記録


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