★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
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6/25 こざかしさを笑え!
思えば、パパ・タラフマラももう29年目に入り、来年は30周年だ。

サッカー日本代表の戦いを見て、つくづく感じたのは、やっぱり一朝一夕ではいかないということだ。

もう52作品もパパ・タラフマラでは作り、それ以外の作品制作を含めると100作品は制作している。これは自分自身でも大きな財産だと思っている。その蓄積がさらに次につながる楽しみを大いにかき立てていくからである。間違いなく「できる」範囲は広がっていく。だが、常に飽きが来る。一度やったことをまたやりたいとは思わない。常に挑戦だ。その挑戦する姿勢を失ったら、終わりだ。

その意味ではまだまだ全然大丈夫と思う。

「なんでそんなに生き急いでいるのですか?」などと聞かれることもある。「血圧は大丈夫ですか?」とか。血圧は至って正常。生き急いでいるとはまったく思わない。俺の年では、三島も寺山ももうとっくに死んでしまっているのだ。急激に日本は長生き国家になったが、ほんの数十年前だったら、死んでいてもおかしくない年齢に達している。だが、死なない。死んでも良いが死なない。

とにかく突っ走れ、と思いながらやってきている。突っ走り、突っ切り、強引にこじ開け、白井からはビルがあろうが、山があろうが、突き抜けていくなどと言われている。だけど、妙ちくりんなレトリックの弱さを知った方が良いと思う。みんな、こざかしい。

こざかしさを笑え!だ。
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by kikh | 2010-06-25 23:10 | うひょひょ!
 
6/23 時間を見つけて
 時間を見つけて、原稿書きを行っている。最近つくづく思うのが、遙かに朝の方が頭がすっきりして効率が上がるということだ。夜になるともう疲れが先に立ち、原稿どころではなくなっていく。昔はまったく違ったのだが、それは疲れを感じない身体だったということなのか、朝ボウとして過ごしていたのが、夜になってスッキリしてくるということだったのか、不思議な気がする。
 あまり酒を飲む方ではないし、遊び歩くわけでもない。「キャバクラとか行かないんですか?」とか聞かれることがあるが、金を出して、女性と話をしたいとはまったく思わないどころか、金を払ってでも避けたい気分である。酒を飲むなら一人で飲んだ方が気分も良い。時間に追われ追われているので、人と会って時間を割かれるのもおっくうではある。
 だが、それもまた不健康だ。ワーカホリックと言われるが、でもつらいのか?と問われたらまったくつらくないと言うしかない。だから続くのだろうが、まず遊ぶ事もたまには必要ではあろう。

 ここのところ、パソコンに悩まされっぱなし状態だ。パソコンのバックアップをまめに取っていれば問題はさほどないのだろうが、ついつい忘れる。そして愕然とする、こんな事を繰り返している。紙資料はたまる一方だし、その点、デジタルは良いけれど、iPad にせよ、キンドルにせよ、見ているだけでいやになる。便利になったと喜ぶ一方、ipod touch を購入したは良いが、いったいこれ、どうやって文字入力すればいいのか?と入力ミスだらけの自分の指のつたなさに愕然とする。だが、これを昨日、列車内でやっていた若い女性の驚くほどの速さ。携帯はまだタッチ感覚があるが、iPod touch はまるでない。iPhoneも一緒か。だが、これを見事なほど速く入力できるという熟練技を見せられて、人間の手というものはスゲエものだと改めて感じ入ってしまった次第である。
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by kikh | 2010-06-24 13:00 | 日々の記録
 
6/21 「白雪姫」稽古
 今年11月から国内9カ所をまわるツアーのための作品「白雪姫」の稽古に励んでいる。
 この稽古は7/12まで行い、それから「スウィフトスウィーツ」の稽古&本番を経て、再び10月20日頃から再開予定の作品である。
 今回、非常に意識しているのが、テンポの速さであり、ドライブ感である。今日まででほぼ21分が形になってきた。7月までには40分はクリアしておきたい。全体で70分と想定しているため、40分は形にならないと苦しくなっていく。
 
 それと平行して、今、なんとか本を出したいと考えている。全部、書き下ろしでいきたい。
 
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by kikh | 2010-06-22 08:32 | 日々の記録
 
ワールドカップ
 ワールドカップが始まった。昨夜も、ちょっとだけと思ってテレビを付けるとスイス×スペインの試合をやっており、スイスが先制したことで、優勝候補と見なされているスペイン側の焦りが手に取るように伝わってきて、非常に面白く見てしまった。ただ、司会のうるさいこと、うるさいこと。黙ってろと言いたくなるくらい延々と喋っている。途中からは声を消して見ていた。
 スイスの守りの強さは、驚くほどで、それがどこかしらほころびが出るものだが、ほとんど危なげない感じで、山ほどシュートを放つスペイン側にあった余裕が消えてしまって、最後の方は必死の空回りに見えていた。改めて人間のドラマだと感じてしまった次第である。人間のドラマ。つまり、フォーメーションを作り出す、それを形にして維持し続ける、一方では崩そうと試み、焦る、その隙間をついて、カンターで攻め込んでいくスイス。延々と心理戦を見ているような気分を味わえたのであった。

 そうは言っても実力がなければ、結局は敗れ去るだけである。スイスの大金星だろうが、守りの強さを改めて知ったのであった。城攻めを行う場合、きちっと守られたら、勝利を収めるには数倍の兵力を要するという。見た目としては確かに面白い戦いではない。でも、自身の実力を知っているならば、面白い戦いをして討ち死にするよりは遙かに良い。

 日本は開催地以外でのワールドカップ初勝利を挙げた。こちらも守りの戦いであったが、ただ、スイスのように鉄壁とはいかず、いたるところにほころびが見えた気がした。一瞬の判断ミスがオフェンス側に動くことの可能なスペースを与えてしまう。守りというのはオフェンスに仕事をさせないことが最大の目的でもあるから、ほころびが見えると精密なグループならそこをついてくるだろう。カメルーンは、その点、おおざっぱだった。アフリカンの良さでもあるが、そこがアフリカンの弱さでもある。
 そうは言っても、日本の初勝利は、これは単なる「勝利」というに止まらない。間違いなく、大きな進歩だ。昔はワールドカップは夢のまた夢状態であって、メキシコオリンピックでの銅メダルだけがなぜか燦然と輝いていただけだったのだから。これは僕がパパ・タラフマラというカンパニーを率い続けてきているからよくわかることでもある。カンパニーとしての実力を上げるというのは、非常に大変なことである。どれだけ地道なことか、と思う。ましてや代表メンバーばかりを集めたグループである。緻密な稽古など出来るわけがない。としたら、底上げを図っていくことがもっとも重要なことで、日本もJリーグが出来、下部組織が出来ていって、切磋琢磨できる環境が整い、そこで培った力をやっと披露し、ワールドカップでの一勝をもぎ取ったということができるだろう。
 一勝の重みをヒシと日本の政治家たちが感じてくれれば良いのだが、テレビでの発言などを聞く限り、相変わらず日和見主義的である。
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by kikh | 2010-06-17 06:45 | うひょひょ!
 
6月8日
 ダイアリーも見てみたら10日書いていない。
 ここのところ、移動に次ぐ移動。そして、文章書き。ミーティング。そんな状態がずっと続いている。5/29以降は、すぐに3日間だけ稽古を行い、沖縄に行き、いろいろな話をし、再び東京に戻り、ばたばたとミーティングを行い、文章を書き、パソコンが危うくなってきたので、新パソコンを導入したは良いが、セットアップがまるっきり終わらず、と、旧パソコンが入れ替わりのようにウィルスにやられ、なんとかせねばとへばりつき状態。フェイスブックの案内が来たため、この人誰?とクリックしてしまったのがいけなかった。パソコンがまるでいうこときかない。だが、ちゃんとウィルスプロテクションは入れているのだが、いやはや恐ろしいモンだ。一瞬にしておかしくなっていく。とは言え、新しいパソコンが来たから、これからバックアップを取り、と思っていた矢先にやられたので、最悪だ。
 と、この間に、鳩山氏は首相の座から降り、菅氏が首相になり、しかしながら、危うい舵取りであることは間違いない。事業仕分けで貢献したとかで、レンホウ氏が行政刷新大臣になり、枝野氏が幹事長になるようだ。どうもなあ、という思いの方が強い。パフォーマンスがうまい方がいいだろうが、パフォーマンスで政治をやられたらたまったもんじゃない。
 もろもろ日本は動いていく。どこもかしこも内側にしか目が向かず、結果、迷走して周りにどの国もいなくなって、宇宙の真ん中に漂っていたなんてことがないようにしなければならない。だが、現実には十分あり得る選択である。日本丸とは皮肉の効いた、良いネーミングだと思っている。だって、周りは海だ。ほとんどは海と船内を見ているだけで良い。だが、この距離感の世界の中、日本丸と気取って、日本だけを見ていると大きな痛手を被ることは痛感すべきである。だが、無理だろうねえ。なぜか。知らなさすぎるのである。内部権力闘争しか知らないのである。アメリカしか知らないのである。
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by kikh | 2010-06-09 12:51 | 日々の記録


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