★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
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現在
 ブログを書かない日々が続いたら、結構、多くの方が心配してくれているというのを聞き、これはちゃんと説明しておかねば、ということで、ほんの少し。

 まず、震災後、自分たち自身、どうしていくか、今、本気になって考えているところです。加えて、こういう状況なので、僕自身、本当にことばで語っていかないとまずいと考えるようになっています。
 だから、今は本を出したいと、時間の空きを見つけては文章を書いています。ゆえにブログやツイッターには手が回っていないということです。
 日本には絶望しかかっていますが、かろうじてあと何年かはやってみたいと思っています。
 そのための方法に向かって、今は準備中です。
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by kikh | 2011-05-27 22:40 | 日々の記録
 
このところ
 このところずっと動き続けている。
 P.A.I.は始まり、埼玉芸術総合高校の授業も始まり、高校生たちの可能性をヒシヒシと感じるが、さて、ここからどんなフウに日本を作っていくか、そのようなことばかりを考えている。地震が終わったのか?まだ分からない。まだまだ分からない。浜岡原発を止めたのは良いがあれで大丈夫とは誰も思っていない。政治家たちの動きを納得している人はひとりもいないだろう。つまり、今、日本全体が疑心暗鬼状態で、何を信じれば良いか分からなくなっている。信じてきた世界が一気に崩壊した。本来は崩壊して当たり前の世界だったのに、それを後生大事に育ててきたのが私たちなのである。だからこそ、そのショックが大きい。
 なぜそのショックが大きいのか、今、そのことに関してまとめようと、時間を見つけては文章に書き綴っている。
 
 長年、舞台をやってきて、ほとほと幻滅もした。幻滅しきった時に、画に描いたような震災が起きた。要はそういうことだ。画に描いたような!

 今日、こういうことを書くとまた物議を醸し出す可能性があるのだが、土方巽の「禁色」という作品に寄せての文章を読む。土方の文を絶賛する人もいるが、おかしいんじゃねえの?と言いたくなるほど何にも意味が分からない。こりゃあ自己陶酔でしかなかろうと思うが、土方さんくらいに持ち上がってしまうと、なんでもかんでも良くなってしまうのだろう。ただ、これが日本なのだ、と思わなくもない。この批評性のなさ。批評の育たぬ土壌。土方になるととたんに取り巻きが押しつぶす。つまり、批評を悪口と捉え、批評できない場を作り上げる。それも同じ根っこである。福島原発の問題も土方文の問題も同じなのだ。根っこはね。
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by kikh | 2011-05-11 21:55 | 日々の記録
 
震災を活かせ
 もう5月4日になっている。最後に書いたのが4月10日だから一ヶ月近く、何にも書かない状態が続いていた。
 この一ヶ月、かなり動きに動いていた。埼玉芸術総合高校の授業が始まり、僕は週に2駒の授業を受け持つことになったのだ。高校生は実に吸収が早く、大きな可能性を感じさせたので、楽しみになってきた。それ以外にも次々と人に会い、話をし、シンポジウムに出、しゃべり、日本を移動し、こんなことを繰り返していた。イベントは全部潰れたがチャリティイベントが出てきて、それに出たり、チャリティでのCD作りなんてのも進めている。ところが、震災のために、僕ら自身の足下に火が点いてしまっている。
 本気になって、やっと、本を書こうと思い立った。もうダメだと思う。この国にいて何をやろうが、言葉には叶わないのだ、と強く実感することばかり起こっている。芸術を理解する人はいないわけではないが、実に少ない。芸術という言葉のまやかしにコロリと騙される人も多いし、芸術自体、理解できない人たちは相も変わらず、悲しいほど多い。政治家や役人の多くは本当にダメだ。話にならない。震災でハッキリしたのは、やっぱり頭人間は使い物にならないということだ。感情ばかりの人間もほとんど使い物にならない。
 この震災をプラスに働かせること。
 これしかない。ここで僕らはどこに行くことができるかが試されている。
 僕自身もパパ・タラフマラ30年の中での最大の踏ん切り年になってくるだろう。大きな転換点に今、立っている。
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by kikh | 2011-05-04 19:21 | 日々の記録


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