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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
12/18 マラパスクワ島へ
 セブ島の北にあるマラパスクワ島というところに行くことにし、ネットで飛行機を押えたのは2日前。数回チェックしていて不思議だったのは、格安航空会社含めて、いくつかの航空会社を見てみて、最も安かったのはフィリピン航空で、それもチェックする度に値段が変わり、最終的に購入価格はマニラ⇔セブ間が往復で6,800円程度。片道3,400円である。乗ってみると最新のエアバス330で、かなり快適だった。格安航空会社の航空券は航空券自体は安いのだが、なんだかんだと取られ、フィリピンエアーよりも高くなってしまっている。それにしても何でチェックする時間で航空券の値段が変わるのか?それも僕が購入後、もう一度チェックしてみると片道2,000円ほど跳ね上がっていたりしたのだから、不思議である。片道3,400円とはかなり安い価格だ。
 
 朝6時にホテルを出て、7時半発の飛行機に乗り、9時にセブ空港着。そこからが大変で、セブシティに出、エアコンなしの猛スピードで突っ走るバスに乗って3時間半、揺られ揺られ、セブ最北端に行き、船に乗ろうと思ったら人がいないので待てと言う。約1時間待たされた挙げ句、人が集まらないので割高になるってんで500ペソを要求されるが、値切って250ペソを支払い(しかしこれでさえとても高い!!)、荒れる波の中、マラパスクワ島へ着いたのは15時を過ぎていた。いやはや疲れたのなんのって、そこで着いたマラパスクワだが、ネットやほんの少ししか出ていないガイドブックを調べてみると穴場も穴場、みたいな言い方で出ていたので充分に期待したけれど、ふうむ、別にどうということはない。確かにキレイで、確かに気持ちは良さそうだが、そうは言っても、ううむ、どうなのかなあ、って感じるのである。穴場と言えば、はるかに加計呂麻島の方が穴場で最高に気分が良かった。いまからイカ釣りをやって掛かったら今夜の夕食にはイカの刺身を出します、なんて会話があってね。

 インターネットのできる場所を探すと、島に一軒だけあるという。競争がまったくないから異常に高い。30分200ペソというのだから、異常な高さだ。30分で日本円にして400円。円高が始まる前ならば、550円くらいだろう。世界で一番高い!こんな値を付けるとは、と、ビックリ。そしていつ行っても誰かが使っていて、使えない。困った。オーナーは西洋人である。この野郎、こんなところで金儲けしやがって、と少し不愉快になる。

 思えば、そもそもリゾートらしくないリゾートを探すとすれば、島がまるごとリゾートになっているようなところでないと最もリゾートらしくて、かつリゾートが集まった喧噪から逃れるという意味ではリゾートらしくないところでないとないのかもしれない。観光客慣れして、金をいかに儲けるかを誰もが考えるようになったら、雰囲気はまったく壊れていく。ここもリゾートと言ってはいるが、一泊2,700円くらいだから、本来の快楽に溢れたリゾートとは一桁は違う。

 とは言え、台本書きははかどりそうである。一気に進みそうだ。
by kikh | 2008-12-22 20:25 |
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