朝早く、ラガーディア空港に行く。マイナス何度だろう。昨日よりガクリと下がっている。雪が積もり、空港も除雪作業に追われているため、全然、出発しない。2時間遅れで11時にやっと出発。僕はなぜかファーストクラス(とは言っているが、ビジネスクラス)に格上げになっていて、広い席でサーブされつつ、快適な時間を過ごす。デトロイトでトランジットだったが、間に合わないと言われ、一本遅らされる。成田行きの飛行機に乗ってみると、これがエコノミーかと改めて狭さに愕然となる。ダメだ、広い座席に座ってしまうと、という感じだった。あまりに違うのだ。マズイ飯を食って(ノースウェストはマズイんだ、ホント)すぐに寝る。こうして明日夕方に成田着である。
と、以上の文章を日本に戻って、成田空港でアップしようとパッと目を上げるとテレビにラガーディアの様子が映っている。なんでも15時過ぎにラガーディア空港から飛び立った飛行機がハドソン川に着水し、全員の無事が確認されたということだった。ハドソン川は本当に冷たそうだったと、飛び立った瞬間に見て、思ったのだった。その時間帯は氷点下7度だったという。それにしても凄いと感じるのは、アメリカ人の姿である。あの冷静さだ。