インドネシアも調布も終わったので、実家に戻る。いちおう、墓参りに行かねば、ということで。
やはり母親ひとりきりで、ビローンと広い家にいるのは、ちょいとやばそうな感じではある。
隣の家に、泥棒が入っただの、なんだのかんだのと聞かされているときに、ちょうど、電気が消えた。消えては点き、ということが数度繰り返していたので、よくよく見てみると、単に蛍光管の寿命だった。だが、これを取替えるのは、オレならば簡単だが、母親には相当大変な作業になるだろう。無理かも知れない。いやはや、蛍光管ひとつ取替えることすらできないのか、と愕然としてしまった。当たり前なのだが、脚立の上に立ってやらせるのはちょいと無理がある。ひとりというのはそういうことか、と改めて感じ入った。それも茶の間であるから、ここが消えたままでは実に困るはずだ。
こりゃあ、しばしば足を運ばんといかんなあ、と思った。ブツブツといろいろと言っているが、もう80だそうだ。そうか、80か。80でも車を運転しているが、いつまで可能だろう?少し考え出さないといけないなあ。