サミットの状況を見ると、お寒い限りだ。
ザッと見渡してみても、首相、大統領と集まっているが、どうもリーダーの顔をしているトップは少ない。なんとまあ下卑た顔をしているトップが多いことか。
その中でも、人畜無害の犬のような顔でニコニコし続ける麻生首相。日本では今やメディアは、彼をアホー首相だの、バカタローだのと呼んでいる。まあ、首相になれたんだから、もう良いんだオレは、という開き直りか。
そして、宮崎県知事は、逆にゲッソリした顔をしている。まるで勢いを失った顔で、少なくとも一県のトップの顔ではない。私が出れば自民党は負けません、と言っていたのはほんの数日前の話だ。そのときは、ぎらついていた。それが瞬く間に変わった。
要するに、顔だけ見ても、どちらもトップの器ではないことは明白。トップの器でない者が、勘違いを起こしてトップを標榜する、そしてそれを単に人気だけで選んでしまう。こんなことが延々と続いているのが日本である。
有権者よ、本気になって人を選べ!いかに民社党に問題が多くとも、政権交代のない国は緊張感のない状態が続き、利権構造は温存されるということだ。