京都入りして3日目だ。
京都造形芸術大学近辺からまるっきり動いていない。春秋座に缶詰状態である。
ウルトラファクトリーの方々が初日に「お帰りなさい会」を開いてくれて、楽しいパーティーから本公演企画は始まった。
今日は、6時間で明かり合わせが終わる。かなり画期的なことである。
夜7時に来てくれと言われ、葛西薫さんのトークに参加する。今回はビックリで、葛西薫展を隣りで行い、パパ・タラフマラは春秋座で、とほんの10メートルも離れていない場所での邂逅と相成った。葛西展の中でもパパ・タラフマラポスターが三枚貼られ、小物もいくつかあって、思えばもう14年もの付き合いになるなあと感慨深かった。
葛西薫のデザイン界での人気の凄さを改めて感じてしまった。学生たちだと葛西さんは神さまみたいなものなのだろう。こんなことはオレではあり得ないなあ、と思うことばかりである。人気の大切さを改めて思った。
終わってからも葛西詣でではないが、ずらりと彼と話をしたい人たちが周りに詰めかけ、それから僕らは飲みに出た。いつも通り面白く、楽しく、深夜まで。