人気ブログランキング | 話題のタグを見る
★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
『HEART of GOLD –百年の孤独』好調!!
HEART of GOLD –百年の孤独」を発売開始して5日が過ぎた。
この時点での売り上げは近年になくいいようである。
「百年の孤独」は私の思い入れたっぷりであると同時に、長年一緒にやって来ている小川や松島も強い思い入れがあるに違いない。なぜなら、パパ・タラフマラ設立当初から、「いつか、百年を!」と僕が言い続けてきたからだ。そしてそれは共通の認識となっていたように思う。
本当に、思えば、みんな良くやってきてくれている。しかし、通常はそういうことは一切考えない。良くやって当たり前だ、くらいの気持ちでやっている。その思いが強ければ強いほど、結束力は高まっていくだろう。ただ、常に思いと結果が=ではないということの認識は必要である。思いが強いからと言って、いい作品になるとは限らないのだ。意外にさらりと、軽くやってのけたものの方が評価が高かったりするのだ。まあ、力を入れないことが必要だ、ということではある。だが、舞台のように、ものすごいエネルギーをつぎ込まなくてはできないものに対して、力を入れないで、というのにも無理がある。
だから僕は、もうメチャクチャ無理してでも、HOGは全力投球で、と言いたいのだ。とは言え、楽しくなくては意味がない。まあ、全力で楽しむようにしよう。

さてさて、「Ship in a View」。今日は白井が膝に来てしまった、とのことで欠席。結局、今まで一度も全員が揃っての稽古がない。昨日、クックが来たはいいけれど、遅刻して、途中からの通し参加だったし、今日は白井がいない。明日しか、全員そろい踏みはない。
とは言え、照明の関根さんが通しを終えたら、涙している。みんな、素晴らしいと言って涙しているのを見た。研究生でも涙を流している者もいる。出来は、どんどん良くなっている。白井不在ですら、このレベル。これならば白井が入ったら百人力だ。人間ができる力というのをじっくりと見せつけられたような気がした。再演によって、深まっていく。深めていく。これは容易なことではできない。そのためには、そこに向かっていく真摯さがどうしても必要になるということだ。だが、これができれば、必ず、他者にそのエネルギーを与えることができる。

終わって、つくばでの写真展打ち合わせを筑波大学院生の西澤、阿部両君と。
結局、僕は筑波大学生を相手に講義まで行なうことになってしまった。西澤晴美の熱心さに打たれた格好である。写真は半分が前回の「TRIP TO」より、残り半分は新作。

それからもうひとつMTGを行い、そのままカフェで仕事と思ったが、うつらうつら、どうにも疲れが溜まったまま、停留している。
by kikh | 2005-09-23 18:27 | 舞台
<< 9/23-27 Ship in... 9/20 こなしにこなす >>


S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
関連リンク