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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
12/11 東京最終日
 今日は東京の最終日。
 僕はビデオを撮影することにする。
 
 一部が終わると、すぐに隣りの補助席にいた若者が、何が言いたいのか、わかんねえよ、と言っているのが聞こえる。今日は満席で補助席を多く出してもまだ、立ち見がいたりして、盛況である。まあ、毎日こうだったらいいのだけれど。

 でも、この「何が言いたいのか、わかんねえよ」は本心なんだろう。こういう意味の病が蔓延しているから、仕方がないと言えば、仕方がない。要は明瞭なメッセージを求めて来ている人たちにとっては、そりゃあ、難解でしょうがない舞台なのだろう。
 ところが、一方では本日は小川の娘の雪菜の鑑賞日でもあった。この娘、3歳弱で、じっと見ている、しばしば喜ぶ、こういう現象をどう捉えればいいか、大人たちは考えねばならない。大人の頭からすれば、3歳にも満たない子どもが何となく感じ取っているものすら、感じ取れないということを相当に危惧しなくてはならない。これはヤバイと思わなくてはならない。簡単に言えば、やっぱり感じ取るという感覚が減退し、すべて意味でしか捉えられない、なんとも情けない頭脳になってしまっているということなんである。

 いつも日本人の意味の病にはきわめて危険因子がたくさん孕んでいることに言及している。が、真摯にこの危険性が孕むモノを強く感じ取って欲しいのだ。

 公演は良かった。
 終わって、楽屋に今福龍太さんや室井尚さん、野谷文昭さん等々が訪ねてきてくれた。
 文化人類学者やら南米文学者やら、学者たちに囲まれて、なんとも不思議な気分であった。みなさん、いろいろと感じ取ってくれたようで、嬉しい。
 室井さんは、私と同郷である。小学校は会瀬小学校で、建築家の妹島和世と一緒の学校だった・・なんて話をした。妹島さんとは、昔、ある委員をやった時に一緒で、納豆の話から、え?茨城なの?どこ?日立?ええ??なんて話をした記憶が鮮明だ。年も3人ともほとんど一緒である。ちなみに俺は油縄子小学校というところを出ている。
 今福さんとはまた、是非とも飲みましょうという話になった。楽しい時間が送れるだろうと期待している。

 公演後に打ち上げ。
 二次会まで含めると、帰ってきたのが、もう4時近く。ぐったり。

 
 おっと、まだ、「HOG/百年の孤独」は終わらない。
 15日に最終のつくば公演がある。これで打ち止めだ。
 しかし、たぶんツアーの話はどんどん出てくると思われる。
 
 
 
by kikh | 2005-12-12 23:37 | 舞台
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