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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
1/15 大阪は素敵だった
二日目。
白井の膝は何とか保っているようである。

午後3時からのマチネ公演ではあるが、この遊園地、土日だけはジェットコースターが動いているとかで、劇場の頭上をもゴーっと走っていく。上演中もお構いなし。今日は良かったが、昨夜は下では大阪プロレスの興行までやっていて、うるさかった。けれど、それはそれで良しとしよう、なんていう余裕まで最近は生まれつつある。

公演だが、前半は昨日、後半は本日の方が良かっただろうと思う。前半は、気張りが見えすぎた。
終わって、アフタートークとなった時、何か僕が言うたびに、頷いている方がいて、気になっていたら、まっ先に質問をしてきてくれた。終わってからもロビーでは、まっ先に話しかけてきてくれたのだ。すぐには分からなかったのだけれど、ダンサーで振付家のヤザキタケシさんで、すごくおもしろがってくれた。ヤザキさんの名前は知ってはいたが、どのようなものを作っているかは分からない。しかし、彼にしても、ダンスボックスの大谷さんにしても、あるいは昨日話をしたダンサーの北村しげみさんだの、今日、話を長々としていた維新派の制作の方々などなど、私も意を強くすることができる人たちが、大阪には多いなあと思った次第。大阪のマーケットは小さいのだろう。だが、東京ほど変なすれ方はしていないような気がする。

大阪でも京都でも、東京でも、だいたいは大学の先生なんちゅう存在は疑ってかかった方がいい連中ばかりで、たいていは、もう頭でっかちの身体不在であるから、そういう連中の言うことなんぞは、クソみたいなものなんだけれど、そのクソが何かが分かることができるかどうかは、実は重要なんである。大阪のアーティストは捨てたもんじゃない、と思ったのであった。

打ち上げを夕方6時頃から開始して、23時になったので、ではではみんなで飛田新地に行こうということになった。先頭切っていたのは、うら若き女性の横堀さん。見なけりゃいけませんよ、と言われつつなんだな。つまり女男の6人組で飛田新地に向かった。

飛田新地とは売春地帯であるが、これが凄かった。こんなところが日本にあったのか?というような、なんとも時代が戻ってしまったかのような不思議な既視感のある、それでいて、まったく新しいとも言える、そのような驚きである。これは一度見ておいた方がいい。一緒に行った方々がいろいろと大阪風俗について解説をしてくれる。風俗に限らないか。その中に昔の遊郭がそのままのこり、今は飲み屋になっているところがあった。店の前まで行ってみる。確かに古めかしい、敢然とした「百番」という店は、重々しく立ちはだかっているようであった。

ぺちゃくっちゃ喋りつつ、新今宮で初日に入った店、たこ焼き居酒屋へと戻り、それから3時半過ぎまで飲む、飲む。
舞台監督の太田さんは維新派の舞監を長くやっているとのことだったが、彼がいかに文学青年であったか、つくづくよく分かった。懐かしい名前が次々と出てきていた。なんとも微笑ましい。

みんな、本当に楽しく、今回の公演に携わってくれたことが分かり、とても嬉しかった。
大阪はいいところだなあ、と感じ入った次第。
by kikh | 2006-01-17 00:47 | 舞台
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