★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
いつの間にかエロ四姉妹形成
モントリオール公演も終わり、今日は昼からミーティング。来年、オタワのナショ
ナルアーツセンターで「Ship in a View」の上演を予定しているが、そのディレク
ターであるキャシーレビさんと話。彼女はパパ・タラフマラの稽古を1990年に見てい
るのだとか。パレードだったね、と実に良く覚えている。私はまったく忘れてしまっ
ている。ここでやれるかどうかの問題は、単にファンディングの問題であって、あと
障害は何もなさそう。キャシーはやる気満々であった。

 終わってすぐ、こちらの今回の主催元のUSINE C に行く。ディレクターのダニエル
とアシスタントディレクターのマークに会う。同じように来年の「Ship in a View」
の話である。ただ、同じくモントリオールでは別のオーガナイゼーションが「Ship
in a View」を行いたがっているので、ちょっと難しい。なぜなら、このUSINE C は
元ジャム工場で、すごく面白い空間であるのだが、その面白さは劇場として、「Ship
in a View」がやりやすいとはならないからだ。実に、この場所で新しい作品を立ち
上げる方に遙かに興味は移る。

 ふらふらと歩く。
 もちろんカメラ片手に、である。たまおが「おもちゃを持っている子供みたいです
ね」と言っていたけれど、まったく楽しい。子供だろうがなんだろうが、いいのであ
る。昨日は暖かく、1度か2度まで上がって、なんて暑いのだ、とまで感じるに至って
いたし、この1度か2度の気温で半袖で歩く人たちまで出始める、そんな環境にあっ
て、再び、今日は寒さが襲ってきた。それでも零下15度程度。これで寒いと感じる。
0度まで行けば、暖かいなんてもんじゃない。思えば15度の差は、20度が5度に下がっ
たようなもので、その差は極端に大きいのである。その寒さもなんのその、いつの間
にか、カメラ小僧になっている。まったくデジカメさまさまだ。金がかからないとい
うのは素晴らしい。もちろんかからない訳じゃないのだけれど、フィルムに比べると
格安で楽しめる。でももっともっと進化すると、どうなんだろう、やっぱりデジカメ
じゃなんて言っているのだろうか?技術の進歩が速いのだろうか?しかし、アナログ
のレコードと同じで、やっぱりアナログじゃないと味わいが出ない、と言う人たちは
消えてなくならないだろう。僕自身そうだ。アナログレコードは実に滋味深い。レ
コード針をレコードの落とすことが楽しい儀式なのである。まだ自宅には500枚の
アナログレコードが残っている。これを聞くのはたまにしかないのだけれど、それで
もたまに聞くとしみじみといいなあ、と感じてしまう。

 それから千日前青空ダンス倶楽部の面々、アンクリのと一緒に、ダンスを見に行
く。タンジェンという小さなNPOであるが、ケベック大学と結びつき、そしてアーカ
イブまで持っている組織である。さまざまなプログラムが組まれていて、興味深い。
千日前青空ダンス倶楽部のディレクターである大谷さんは、大阪でダンスボックスと
いう組織を運営している方でもあるので、強く興味を引かれていたようだった。大谷
さんはもともと北方舞踏派の出身らしいが、とても紳士的な雰囲気を漂わせた方であ
る。そもそもがこの千日前青空ダンス倶楽部は、このダンスボックス運営のスタッフ
たちに大谷さん(紅玉さん)が、何ができるだろうか、というので始めた舞踏集団?
であるらしいので、そのスタッフたちでもあるから、みんな興味津々であった。
 作品は、ううん、なんと言ったらいいか、というようなモノであったけれど、この
ディレクターはフランス人であるそうな。クレイジーなフランス人とはディレクター
の・・・さんの弁であるが、やっぱりケベックは、まさにフランスとの連携の深い州
であり、カナダはそうなんだと改めて認識し直した。言語の中心もフランス語なのだ
から。

 それから大谷さんたちと深夜1時過ぎまで飯を食い、飲んだ。実に楽しかった。昨
日はなぜか、ノイズムの連中と遅くまで飲み、いつの間にかエロ四姉妹が形成されて
いたけれど、なんとも楽しいツアーとなっている。思えば、こういう楽しさは単独の
ツアーではあり得ない楽しさである。
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by kikh | 2005-01-14 00:00
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