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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
今日、稽古をしていて、果たしてこのような渋い作品がNYCで受けるのだろうか?とふと、首をかしげてしまった。まあ、傾げないでやるしかないのだけれど、しみじみとした作品ではあるが、全然派手ではない。舞台装置もなしに等しい。電球が一灯のみ。あとは完全なブラックボックス。
さあて、どうなんだろうと思っている。

ここはアメリカで、これがアジアやヨーロッパだったら違うと思うんだな。まあ、ヨーロッパの人たちてえのもTYPICALなJAPANだったり、ASIAだったりが好きな連中で、ぼくはかなり疑っているのだけれど・・・、そういう意味では、意外にアジアでやったりする方が、なんとなく正当な評価が返ってくるのではないか、なんて気がしないでもない。とは言え、いったい何が正当か、結構、怪しいもんだけれど。

「島」はパパ・タラフマラ作品の中で最も派手さから遠い作品だ。そして最もコンパクトな作品である。

「Ship in a View」が受けるのはよく分かる。派手だし、アジア的と言えばアジア的だろう。日本的時間を言う人たちも多い。
確かに今日、出た批評も素晴らしくいい批評だった。Wexner Centerのディレクターが満面に笑みを浮かべて、自ら持参してくれた。嬉しいね。でも、なんだろうな、今日の批評はマークモリスの昔の作品と小池作品について語りつつの批評だった。面白いよね。マークモリスかあ、ふうん、と思ってしまった。
by kikh | 2006-02-28 05:45 | 舞台
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