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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
3/1 ニューヨーク二日目
 たまにニューヨークに来ると、なんとなく晴れ晴れとした気分になる。
 すっきりと、そして晴れ晴れと、空気感が何をしてもいいんだ、と言われているような、そんな気分にさせられる。
 あまりそういう土地はない。どこにいてもしがらみだったり、重々しさだったり、地べたをじっとりと這っているような気分にさせられることが必ずある。
 ここの空気は格別だ。

 9/11を言うのは禁句ではないが、とってもデリケートさを要する。そしてつい、マンハッタンの南の方を見てしまうのも僕は癖になっている。この晴れ晴れとしたニューヨーク、実際には見たこともないのに、繰り返し飛行機が突っ込んでいくさまが脳裏に走るのは無理もなかろう。あれはテレビ画像に映し出された現代のマイナス面でのイコンのようなもので、あれから僕たちはどれほどの思考を巡らしただろうか。だが、まるで足りない。まったく足りない。その足りなさと飽きっぽさと冷ややかに残る残忍性がどこかしらぼくたちの背後に潜んでいて、だからほとんど先に進んでいかない。もどかしい思いばかりがマンハッタンの南の空に光っている。

 さて、3月に入った。
 「島」の仕込みは順調で、それも当然と言えば当然。通常、一日仕込みで行なうのが「島」だからだが、一方ではこのJapan Society はつり込みに時間がかかるから仕方がない面もある。
 ここでは音響はぼくが担当する。


 帰ってきて、ナカジマと打ち合わせ。
 ナカジマの部屋へ行くと、これまた瀟洒な部屋で、おれの部屋よりも素敵である。まあ、ええがな、なんではあるが、このホテルの正式レートを見ると369$となっている。税金を加えたら約400$。ゲゲッ!やっぱり一泊5万円近いではないか。ガチョーン!!素敵なはずだ、とは思った。実に今回のツアーのホテルはどこも素敵だった。

 と、今回のツアーのエージェントであるキャシーからメールが入り、「HOG/百年の孤独」のDVDを送ってくれと数カ所からすでに言われている。すぐにツアー化に向けて動き出したいとの話が入った。実現すればこれは素晴らしいことだ。だが、「HOG/百年の孤独」のツアー実現化は実に大変だとは思うけれど。
by kikh | 2006-03-03 00:57 | 演出
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