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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
7/15 日々雑感
 日銀のゼロ金利が解除された。これは、問題のない景気回復が図られているならば、歓迎すべきことであるが、5年前と一緒ではまずかろう、ということで、相当慎重に事は運ばれたようである。果たして景気は良くなっているのか?さて、どこまで実感として庶民生活にはその感覚が根付いているのだろうか?少なくとも大学生は再び売り手市場になっているようなので、間違いなく状況は良くなっているのだろう。が、舞台などをやっていると全然、実感がない。苦しくなる一方である。

 早朝より稽古。やはり今はなかなか進んでいかない。今日、再び池野の遅刻。
 
 僕自身が稽古を存分にできないのが痛い。

 稽古後、自宅に戻って、写真選択。今度の展示のための写真選択である。

 その間、テレビを付け、中田英寿のインタビューを聞いていた。目は写真、耳は中田であった。
 ううん、中田はやっぱり頭はいい。これで引退してしまうのはもったいない。が、頭がいいゆえに、いつまでもやっていられないという気になるのかも知れぬ。しかし、不思議だったのはこの、頭のいい中田がジーコだから再び日本代表のユニホームを着た、その前のトルシエは人間性が・・・と言っていた点である。ジーコの人間性がいいというのだから、そうなのだろう。が、戦略も戦術もない監督でやろうとした、それを見抜けなかったということを告白しているようなものである。同時に、今のJAPANはトルシエ方式の方が合っている、と今頃になって言っているのも解せない。なぜなら、自主性などというものは一朝一夕にできあがるものではない。子供の頃からの教育のたまものである。とすれば、ジーコでうまくいくはずがない、くらいのことは想像がつこう。
 そうは言っても、言っていることは、上記の点を除けば、まったくその通り、と言いたくなることばかりであった。一番力説していたのは、「プロならば当然のこと」をやることの必要性であり、その粘着性であり、覚悟があるかどうかである。まったく今の若者に欠けていることの最も大きな点だろう。どんなに口で偉そうなことを言い、批判しても、ダメなのだ、当人がきちんとできなくては。プロであるならば、当たり前のことを当たり前のこととして行なうことの重要性。そうしてまでやるのだ、という覚悟!
 これはサッカーばかりではないのだ。なんでも同じである。人の批判はできるが、自分はまったくできなくても平気という厚顔無恥が多すぎる。それで恥じ入りもしない。いったいどういう精神構造なのだろうと疑うことは多いけれど、これも教育の産物である。無責任体質が強烈に蔓延している。が、これだけ蔓延っている、右を見ても左を見てもだとすると、何が無責任で何がそうでないか、分からないのだろうな。
 中田は珍しい若者だ。だから浮く。しかし、中田が浮き上がる社会は健全ではない。

 深夜、事務所でオブジェミーティング。
by kikh | 2006-07-16 01:42 | 日々の記録
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