今日はミーティングばかり。
頭ばかり使うと疲れる。
やっぱり身体を使っているのは正解である。
身体は、頭だけで出来ているにあらず、ボディだけで出来ているにあらず、だ。面白いくらい偏ると如実に変な感覚となる。
午後、文化庁と国際交流基金に行く。
文化庁では、面白いことを言われた。
文化庁は真ん中がいいんです、と。
そうか、真ん中か。でも、実は文化の真ん中とは、境界でなければいけないと思うのだ。それこそが、新たな文化創造である。そう思って、文化を創り上げるつもりで作品創造をしてきた、そう言う意思を僕は持っていた。
が、文化庁の文化は真ん中だ、と言われてしまうと、もう愕然、である。認識違いどころか、ふうむ、保守本流がもっともいいのです、文化は。文化庁的文化とは保守本流です、というのは、文化としてはおかしくないか?
しかし、そういう意思が至る所に蔓延っている。日本の病はここにも現れている。