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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
9/3 稽古最終日
 今日は稽古最終日。二ヶ月に渡った稽古も最終日を迎えた。明日からはスズナリ入りである。

 あの痛みは何だったのだろう、と一気に引いてきた痛みを懐かしがっている。いやあ、痛かった。それがほんの一日半で痛みはたぶん十分の一くらいまで減っている。痛みがゼロになっているわけではないが、痛みのために苦しくて仕方がないなんてことはない。歩いても、いや、走ったりもできなくはない。足が動くとはこんなに快適なことか、と驚く。
 足のことなど、普段はまったく意識せず、もっと良くなることばかり考えている。しかし、確かにマイナスになることだってあるのである。当然だ。だが、その「当然」がなかなか入ってこない。当たり前のこととしては、「当然」は当然ではない、ということになって平然と居座っている。
 
 公演をするのは、いつものことで、決して珍しいことでも何でもない。これが日常だ。いろいろ入れれば、もう80作品くらいはやってきているのだ。思えばなかなか凄い。80作品も我ながら良くやってきていると思うけれど、まあ、何とかやってきている。パパ・タラフマラの作品だけで、もう44作品。並べれば壮観である。最初の作品以外は全部、ビデオとしても取ってある。
 けれど、自分自身が出る作品としては2本目である。だから、緊張というより、自分開発をきちんとしてきたかどうかを問い返す必要がある。
 
 今日の稽古はその旅を見つめ返す稽古でもあった。
 自分自身としては納得。多数の研究生などなどが見に来てくれていたが、かなりいい反応であった。ビデオ作家、写真家などなど来ていたが、同じくとても良い反応で、あとは劇場仕込みと本番を待つばかりとなった。

とにかくもう少し、足が良くならないとなあ、とは思う。でも、今日の段階でも出来なくはないという段階までは来た。ホッとしている。
by kikh | 2006-09-04 00:11 | 日々の記録
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