人気ブログランキング | 話題のタグを見る
★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
3/11 手首
 昔、倉庫引っ越しの時に7枚くらいの巨大パネルが倒れてきた。そのとき、パネルの下にパパメンバーのひとりがいたので、つい手を出してしまった。もちろん手首は耐えられず、身体も耐えきれずにぶっ倒れたわけだが、そのとき、重みで手首が腕にのめり込んでしまった。手首がグシャッと押しつぶされた状態になったわけだ。病院に行くと、グチャグチャです、と言われ、レントゲン写真で見ると、本当に砕け散っていて、これはひとつひとつ骨をつなぎ合わせる手術をしないとダメですね、と宣言されたのである。痛みに耐えつつ、びっしょりになりながら、倉庫近辺にあった大学病院から、もっと自宅近くの個人病院に行ってみると、確かにヒドイ、まず、ダメだと思うけれど試しに骨を元に戻すことをやってみましょう、とその医者は手首をギュギュッと引っ張って、そしてまるで粘土細工をいじっているように、こね回したのだ。すると奇跡的に、手首が元に戻ってしまった。
 ここまでうまく行くのは奇跡に近いです、と医者。確かに、あのグチャグチャが、その後、手術もなにもしないまま、今までずっと来たのである。もう6~7年も前になるだろうか?
 その手首が昨日から痛み出している。今までも腕を付くと痛いので、手首をあまり曲げすぎないようにはしてきた。今までも何度となく、痛みは襲ってきている。そして何も感じなくなる。こういうことがずっと続いていくのだろう。今日は、その痛みがしばしば襲ってきて、嫌になった。

 なかなか人は思うように動かない。
 人が動いてくれないと、舞台を作っていったりはできないのである。が、実に壊れやすいのが人間だ。壊れるから人間だと言うこともできる。自然の中に放置していたら、自然の掟の中で、死ぬことはあっても、狂うことがないのが動物たちである。そんな話をした。言い方を変えれば、人間をやっているというのは、実に大変で、すぐに頭がおかしくなってしまう。だからこそ、その妄想を妄想外の部分に拡散させてやることが肝心である。

 ヴィジュアルブックを作ろうとしているのだが、どうにも進行が遅い。うむむ。遅い。実に遅い。人にはいろいろな歩み方があるだろうが、もう少し、ガンガン進めて欲しいものだと思う。あまり言って壊れられても困るので、静かに見守っているけれど、時間との勝負でもあるのだ。
by kikh | 2007-03-12 00:48 | 日々の記録
<< 3/12~13 2009年度まで 3/10 芸術 >>


S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
関連リンク