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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
4/16 下田→横浜
 今日は朝起きるとどんよりと暗い。部屋の窓から海が見えるが、これはさらにその重さを増加させる。波の音がザザッと聞こえ、風が木々を揺らす音が耳について眼を覚ました。ここは漁師の宿だったな、と思いだし、宿と同じ名前の小さな漁船が同じく小さな港に舫であるのを見たことを思い出した。
 外は朝だというのに暗い。海を見ると、重く、寒々としていて、とても春の海には見えない。外に出てみると寒い。本当に寒くて、震えながら歩いていったが、歩くと少しずつ温まってくる。さて、どうしたものか?どうも気分が重苦しいせいか、「トウキョウ⇔ブエノスアイレス書簡」をまとめようと思っているのに、なかなか進まない。

 ひとつにはパパ・タラフマラの制作サイドへの指示がいろいろとあって、これは私が一番の年長者だから仕方がないこともあるけれど、そういうことをすべてやってもらえると、とっても助かるのである。なかなか集中できない。これが海外にまで行ってしまうと、連絡が取れなくなるから、楽なのである、僕にとっては。

 とにかく寂しい風景を感じ取り、ほとんど人のいない浜辺をずっと歩いていく。2時間も歩き、そこで雨が降り出したのでバスをつかまえる。下田駅行きのバスに乗る。天気予報では今日は雨だったな、と思い出し、雨が降り続くのだろうなあ、今日は、と思ったら、この寂しい海の側にいるのはなんともやりきれなくなってきて、温泉地か、思い切って横浜まで戻ってしまうか?さあて、どうしよう、とマクドナルドへ(マックでは無線ランが繋がるのでついつい利用してしまうのだ)。ネットに繋ぎ、どうするか、ネットで宿泊先を見る。たまに電話での問い合わせをしてみるが、ひとりだと実に冷たい、あるいは一気に高くなるのが、日本のホテルや旅館である。熱海か湯河原か、熱川か、その辺の旅館にでも行こうと思っていたが、いやはやひとりだとびっくりするくらい高くなってしまう。こりゃダメだと見ていたら、横浜のホテルが20000円の部屋を今日割引ということで6300円にまで落ちている。そこで横浜に戻る。
 チェックインして部屋に入ってみると、ううむ、こりゃあ20000円ではとても泊らないだろう、せいぜい10000円じゃあねえ、と言いたくなったが、それでも6000円は安い。ベッドがすごく気持ち良い。

 しかし、雨である。どこへ行く気もしない。そのうち腹が痛くなってきた。まったくなんちゅうこっちゃ。なんにもできず、なんで横浜で腹を抱えていなきゃいかんのだ、とうんざりしてきたが、まあ、しょうがない。こんな日もあるさ、と諦めた。
by kikh | 2007-04-17 20:45 | 日々の記録
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