本日の通しを見て、修正の必要性を強く感じた。
その修正は、まあ、ちょっと変えただけで大きく変わるはずだから根本的な手術は必要ない。
人間の感覚とは面白くて、どうしても緩急を必要とする。ゆるめてあげなければならないと感じた。テンションが強く続きすぎていいことはない。
舞台中央に位置している箪笥ができてきた。しかし、問題は結局、すぐには使用できないということである。稽古場として、わざわざ移動せずにすむ横浜の急な坂スタジオを押え、ここでやっている一番のメリットは、このようなものがきちんと期日までに仕上がることだったのに、どんんどん遅れて、今日入ったわけだが、入っても使用は不可である。危険だ。まだまだ。細部が仕上がっていないため、どうやっても常に危険と隣り合わせという状態になる。
道具類は使えてナンボである。使えない道具は一番困る。そしてパフォーマーはどんどんギリギリになればなるほど疲れてくる。疲れれば疲れるほど、危険性が増す。