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★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
2/21 せんがわ劇場
 朝からバタバタと忙しかった。
 そして、昼1時~の調布に新しくできた’せんがわ劇場’という劇場でこけら落とし作品「時の物置」を見る。3時間近い作品だった。
 永井愛作、ペーターゲスナー演出。ペーターは何でもパパ作品をベルリンのフォルクスビューネで見ていると言う。へえ、だ。
 作品自体は、まあまあで、特別言うことはない。ただ、何もかもが等身大で、それがどうも僕の感覚と開きがあって、逆に見にくかった。人は実はどうにでもなる。大きくも小さくもなる。それがないというのが、一般的には見やすいということなのだろうか?ペーターは、ここでは、まず最初に、一般的には見慣れていない客を納得させるような舞台が必要と言っていたし、それには同意する。ただ、もう少し、爆発的サムシングがあっても良いと思う。その方が客は印象に残ると思うからだ。
 でも、しみじみとした舞台だった。

 劇場を見せてもらった。ウーン、いろいろな意味で、もう少し考えた方が良いと思える箇所が多々ある。一番、気になったのは、劇場としての色気と言えばいいか、華やぎがない。多目的ホールとして建築が開始されたのは良いが、今の段階で、もっと強烈に華やぎを演出する必要があると思う。それは、小さなことの積み重ねだ。それが欲しい。今の感じだと、市民から遠い。逆に遠さを演出してしまっているような感触さえ受けるのである。

 ここの職員の菊地さんと話をすると、なんでも彼の子供が毎日のように「三人姉妹」のDVDを見ているのだという。確かに「三人姉妹」は時間としても手頃で、子供受けもなかなか凄い。ただ、こうして子供が見てくれているというのは嬉しいではないか、なんとも。
 
by kikh | 2008-02-22 01:05 | 日々の記録
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