★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
2006年 02月 14日 ( 2 )
 
2/12 Toronto 入り
 早朝5時45分にオタワからトロント行きのバスに乗る。
 トロント着10時半。
 相変わらず寒いが、オタワよりは少しましな気がする。
 国際交流基金の青柳さんが迎えてくれる。こうして基金があるところでは、非常に心強い味方ができたようで、助かるのだ。通常は、自分たちを中心にして、外国語を中心にして動かなければならないが、ここでは日本語世界で動くことができるので、助かるのである。
 チェックインができないので、そのまま劇場へ移動。劇場にて準備待ちの状態となる。ここトロントでは5ステージ行なうことになる。最もゆっくりできる場所だ。5ステもあると、非常に助かる。本番だけを行なえばいいから、のんびりできるのだ。昼間は、かなり私的な時間が使えることになる。稽古をすると言っても全体ではほんのわずかのチェック、すなわち1時間もいらないだろう。だから、楽だ。
 とは言え、この間に進めなければならないことを次々と行なってしまう必要が出てくる。

 さて、ここトロントは、なぜか僕の中ではニールヤングの故郷ということになっている。実際はどうか分からない。なんとなくニールヤングの故郷と思いこんでいる。Heart of GOLDはニールヤングの曲、Heart of GOLDから採っている。だから、トロント入りするころからずっとニールヤングばかり聞いている。Helplessを聞いたのがニールヤングの最初だろう、僕は。大昔、もう34年くらい前だと思う。There is a turn in Ontario….で始まる曲。歌詞は定かではない。こう聞こえるので書いたのだけれど、間違っているだろう、たぶん。でも、オタワもオンタリオ州なんだけれど、カナダは何と言ってもトロントだ。カナダ1の巨大都市はトロントである。そのトロントなんだから、ここぞとばかりにニールヤングだ。けれど、ニールヤングもずっと好きであり続けたわけではない。10代の終わりから30代まではまったく聞かなかった。聞く気もしなかった。か細い声で、いいとは感じられなかったのだ。か細い声がしょうもなく人生を語っているように感じたのかもしれない。それが再び40を過ぎてから良くなり出した。こういうことはしばしば起きる。つくづく、好みは絶対ではないということを認識させられることになる。

トロントはブルージェイズの本拠地でもあるらしい。
青柳さんがブルージェイズの話をしたとき、とつぜん活き活きした。阪神みたいなもんだ。けれど、アメリカやカナダでは野球は地域に根付いている。日本のように企業が直接、すべてを行なう組織づくりではなく、地域を組み込んで組織化していると聞く。僕はスポーツは行なうよりも、読み、かつ調べるのが面白いと思っている。なぜなら、組織化、集中化の装置になりうるからである。

15時から準備が始まった。けれど、とても良かったのは、オタワと違って、ここはユニオンは関係ない劇場だと知ったことだ。ユニオンでは舞台上はヘルメットと安全靴がないと仕込みにすら入れない。しかも8時間労働。だから、夕方には終わり。休めはするが、時間が足りない。15時に開始し、22時までには相当進んだろうと思う。

菊地理恵と飯を食いつつ、話をする。彼女のやっている役柄についてである。どうも、まだまだ浅い理解なんだなあ、と思うからだ。まだまだできることはあるだろう、そのためには、何か、もうひとつ足りないんだなあ。

戻ってきてから、昨日の公演のNOTES。ダメだしという言い方になると、どうしてもダメばかり見付けようとする。やっぱりNOTESの方が健全だ。今日は良い出しの方が多かった。ダメばかり言っても仕方がない。

このダイアリーをベッドに寝転がって書き出した。おおお、何という気持ちの良いベッドだろう。と、脇を見ると、このベッドからシーツ、枕まで売っている。ううん、さすがに販売できるくらいの高いクオリティの寝具だと感心した次第。
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by kikh | 2006-02-14 05:24 | 日々の記録
 
OTTAWA PHOTOES
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by kikh | 2006-02-14 05:21 | 写真


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