★小池博史★演出家・振付家・美術家・作家・写真家

by kikh
 
2007年 09月 17日 ( 1 )
 
9/16 ひとつの集約点
 今、「トウキョウ⇔ブエノスアイレス書簡」の最後の集約点に当たる箇所を作っている。
 これはかなり大変な箇所で、相当な細かさと奇妙なリズムに身体が支配される箇所となる。
 見た目にどこまで分かるか分からないけれど、やっている方は、気分が悪くなってくるとか、頭がクラクラしてくるとか、いろいろ言っている。しかし、人はそれに慣れると、別にどうということもなくなってくるのが常だ。人の感覚は、自分が思いこんでいる以上に大きな許容力があるのだ。
 だから次々と難題を与えていく。悲鳴を上げる声が聞こえるが、その悲鳴を糧にしてさらに、上乗せしていく。

 終わってから、アートトップのインタビュー。今度、雑誌アートトップで中特集として小池博史特集が組まれるとのこと。だから、これから何回かインタビューやら写真撮影やら、原稿書きやら出てきそうでちょいと怖い。時間との勝負である。
 今日は、私の作品を振り返るという話で、それをずっと語っていくが、こういう振り返りがあると、確かにいろいろなこと、たっぷりとやってきているなあ、と改めて思ってしまう。しかし、いつもなにか足りない。そんな気分だけがずっと引きずり、今でも全然満足行かず、いや、違う、やりたいことは次々と出てきて、溢れかえっしまい、それを考えただけでも大変になる。

 あるパフォーマーがパパ・タラフマラの作品に出演するのは、命を削ると同じことで、そのくらい大変な作業だと言っていた。しかし、僕はいつも思うのだ。命が豊かになると考えること!削ると考えたら、やっぱり削れていく。ではないのだな。大変さや忙しさや苦しさは、楽しさに繋がり、楽しさは滋養を与えるのである。
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by kikh | 2007-09-17 11:49 | 日々の記録


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